りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭12月下席夜の部

12/24(木)、末廣亭12月下席夜の部に行ってきた。

・蔵之助「佃島
・扇治 ?
・アサダ二世 マジック
・志ん橋「出来心」
・さん喬「替り目」
〜仲入り〜
・小ゑん「ミステリーな午後」
ホンキートンク 漫才
・才賀「カラオケ刑務所」
・世之介「鷺取り」
・仙三郎社中 太神楽
・今松「鼠穴」

蔵之助師匠「佃島
途中からだったのだが、初めて見る師匠で初めての噺。
嵐に遭い船が漂流し何日目にようやくどこかの島に到着するのだが、そこにいたのは色の真っ黒な人たち。
てっきり南米に着いてしまったのかと思って「私の言葉わかりますかー?どうか命は助けてくださーい」と言うと、「ばかやろう、ここは佃島だ」。面白かった〜。

小ゑん師匠「ミステリーな午後」
代演で小ゑん師匠って、なんて俺得!
「イブに末廣亭に来ようなんてほんとにVIPですね!」と小ゑん師匠。ぶわははは。自分でもどうかと思ったんだけど、つい…。
「ミステリーな午後」は、毎日つましくほか弁を食べている鈴木係長が、置き忘れた寿司屋の桶を見つけて、そこに小僧寿しを買ってきて入れて、部下を驚かせてやろうとする噺。
鈴木係長の挙動不審さがもうたまらなくおかしくてゲラゲラ大笑い。楽しかった!

今松師匠「鼠穴」
何度も聴いていて結末を知ってるからいいけど、嫌な噺だよなぁ。
この兄貴が黒か白かは演者によって印象が変わるんだけど、今松師匠のはどうだろう。なんかいかにも悪そうに見えるお兄さんだけど心根は優しいような印象があるな。
クリスマスイブに末廣亭で今松師匠の「鼠穴」。とってもよかった〜。