りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

第80回月刊少年ワサビ

11/26(木)、らくごカフェで行われた「第80回月刊少年ワサビ」に行ってきた。
毎回この会では次回作る新作のお題取りをするのだが、前回私の出したお題(「かけつけ三杯」)が選ばれたので、これは次回もぜひ行かなければ!と勇んで出かけて行った。
タイトルが「社畜の盃」だったので、おおっ!かけつけ三杯が効いている!と聞く前からニヤニヤ。うれしい!

・「仏馬」
・「社畜の盃」(お題:ロック・かけつけ三杯・寝返る)
 〜仲入り〜
・「寝床」

「仏馬」
始まる前に隣に座った友だちと12月号のかわら版を見ながら談春師匠の役をニノがやるねぇなんて話していて、「違うよねぇ。美化しすぎだよねぇ。とはいっても本人にあんまり似てたら見る気しないか。ぶわははは」なんて失礼なことを言っていて、「もしわさびさん役を誰かやるとしたら加瀬亮がいいね」「あ、たしかに!ちょっと似てる」なんて話をしていた。
そうしたら出てきたわさびさんが「僕は女性ファンが多いんでね。この間の黒門亭でも僕が出た二部の方は半分が女性。やっぱり僕なんかは嘘でも結婚はしないって言っていた方がいいんでしょうね。なんたって加瀬亮に似てますから」。
ぶわははは。やっぱり聞こえてたんだね。

「仏馬」はネタ卸し。
なまぐさ坊主の酔っぱらいぶりと馬の持ち主の人の良さが楽しい。

社畜の盃」
わさびさんのやる女性社員ってなんか昭和風味。なんでだろうと思っていたんだけど、浅野温子っぽいから?
男の人は結構かっこいいんだけど女性の造詣が強烈…。私たちのようなコワモテの女性客に囲まれているせいなのだろうか…。
タイトルを聞いて思った通り、かけつけ三杯が噺の中でとても効いていてうれしかった〜。
なかなかハートウォーミングな噺でよかったな。

「寝床」
旦那がいかにも温厚そうで優しそうなのに、お客が来ないとわかって青筋を立てて怒り出すのがおかしい。
すっかりへそを曲げた旦那が番頭さんに説得されて「芸惜しみ」と言われて気を良くするところがなんともいえずかわいらしい。
わさびさんの白目むき出しの顔にゲラゲラ笑って楽しかった〜。