りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

小ゑん千一夜 今夜のお相手は?第24夜

10/10(土)、道楽亭で行われた「小ゑん千一夜 今夜のお相手は?第24夜」に行ってきた。
前回行って本当に楽しかったのでその時一緒に行ったお友だちに声をかけると「もう予約したよ〜」との返事。打ち上げも込みでうはうは参加。

・小ゑん「ほっとけない娘」
金谷ヒデユキ「ミュージカル落語・寿限無
〜仲入り〜
・小ゑん「悲しみのぐつぐつ」

小ゑん師匠「ほっとけない娘」
客席を見渡して、今日は女性のお客様が多いですね、と小ゑん師匠。「でも質の方はあれですね」って…明らかに目が合いましたけど(笑)。
趣味が多様化していろんなお店が出来ているという話から、猫カフェ、小鳥カフェ、猛禽類カフェ、坊さんバーの話。小ゑん師匠の口から「もふもふしたい」という言葉が飛び出したのがもうおかしくておかしくて。この笑いのツボをピーポイントに押してくるところがたまらない。
そんなまくらから「ほっとけない娘」。

いやもうほんとに小ゑん師匠はいまどきのアラサー女子の生態を深く理解しているよなぁ。すごいリアル。だから後半のありえねー展開も妙に納得できちゃうんだなぁ。
鎌倉のデートコースの言いたても楽しかった〜。

金谷ヒデユキさん「ミュージカル落語・寿限無
お笑い好きなので金谷ヒデユキさんは何度もテレビで見ていたんだけど、なんか記憶していたのと顔が違うような…と友だちに言ったら「少し肥えたのでは」とのこたえ。そうかー。
挨拶代わりに替え歌。ギターも歌もうまいからすごい説得力があっておかしさ倍増。
長淵剛に歌ってほしい料理番組の主題歌なんかも最高におかしくて大笑い。
そして「ミュージカル落語・寿限無」、これがもう落語好きにはたまらなくツボ。ギターをかき鳴らしながら「ちわー、ご隠居さん」「誰かと思ったらはっつぁんかい」には大爆笑。
歌と落語のバランスも良くてこれはほんとに落語会のゲストにぴったりなのでは。
なんで小ゑん師匠の会のゲストに金谷ヒデユキさん?と思ったんだけど、前回の馬石師匠といい、ゲストのセンスも絶妙でさすがだわ、小ゑん師匠。

小ゑん師匠「悲しみのぐつぐつ」
廃業した落語家小ゑん師匠が奥さんと二人スーパーでおでんの実演販売をするという噺。
実演販売で「ぐつぐつ」をやる小ゑん師匠を脇で見ている後輩の落語家、という設定がたまらない。
おかしいのと哀愁が漂うのとでなんともいえない味わい。すごくよかった〜。