りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

ほくとぴあ亭 瀧川鯉昇一門会

1/11(日)、北とぴあつつじホールで行われた「ほくとぴあ亭 瀧川鯉昇一門会」に行ってきた。
これだけのメンバーが出て1500円ってコスパ良すぎ!

・鯉〇「たらちね」
・鯉和「がまの油」
・柳若「壺算」
・鯉斗「荒茶」
・鯉橋「犬の目」
〜仲入〜
・傳枝「宮古川」
・味千代
・鯉昇「二番煎じ」

鯉〇さん「たらちね」
コイコイで見ているからもう他人とは思えない鯉〇さん。
「私に与えられた時間はあと3分です」と言いながら「たらちね」。
うまく切り込んでしっかり抑えるところは抑えて…しっかりウケていてさすが。
隣に座ったおじさんが「これで前座?ずいぶんうまいなぁ」と感心していた。えっへん。(なぜ私が誇る?)

鯉和さん「がまの油」
なんか独特のとぼけた味があって面白かった。

柳若さん「壺算」
店の主人がなよなよしてておかしい。
前に見たときより上手になってるし面白くなってる!

鯉斗さん「荒茶」
落語っぽくない見た目に落語っぽくない口調。小噺も落語っぽくないから普通に世間話をしているみたいなんだけど、それも含めてなんだか面白い。
「荒茶」初めて聴いた噺だけど、地噺っぽいところが最初にやった世間話っぽいところとつながっていて、独特の味わい。

鯉橋師匠「犬の目」
わーーい。待ってましたの鯉橋師匠。「三越落語会」で見てから、また見たいまた見たいと思いながらなかなか機会がなくて見に行けてなかったので嬉しい!
一門会なので、鯉橋師匠が鯉昇師匠のところに「弟子にしてください」とおねがいしに行った時の話。 鯉昇師匠がこんなふうに頭をかきながら…というしぐさがそっくりで大笑い。
一門の路ビーもほんとに楽しそうでいいなぁ。

「犬の目」は前に鯉昇師匠でも見たことがあるんだけど、シュールで飄々としていて楽しい。
何があっても慌てないシャボン先生がにんにあってて素敵だった。
ああ、好きだ。鯉橋師匠。今年はもっと見に行きたい。

傳枝師匠「宮古川」
テンポがよくて軽くて聞きやすい。

鯉昇師匠「二番煎じ」
同窓会に行って最後に校歌を歌うくだり、何度聞いても笑ってしまう。ハミング落語…気になる…。
鯉昇師匠の「二番煎じ」は何回か聴いてるけど、とにかく酒がうまそうでしし鍋がうまそうで、寒い中夜回りに行って冷え切った体を温める旦那たちがかわいくて楽しい。
見回りに来た侍も無駄におどしつけるでもないのに威厳があって素敵だ。
大満足。