りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

コイコイ 第10回

10/28(火)、神楽坂Art salon香音里で行われた「コイコイ 第10回」に行ってきた。

・瀧川鯉八「暴れ牛奇譚」
・瀧川鯉〇「転失気」
〜仲入り〜
・瀧川鯉八「わきまえる男」
・瀧川鯉〇「つる」
・瀧川鯉八&鯉〇:アフタートーク

前回の「おっす!キテレツ!」の時になんとなく鯉八さんの元気がなかったので心配していたんだけど、元気を取り戻しているようだったのでちょっと安心した。
こうやって定期的に通っていると、なんとなく「今日は元気ないな」と感じる時もあったりして、がんばれ〜と励ましたくなるんだけど、それもなんかおこがましいのかな、と思ったり…。

何かを作ったり表現したりすることはとても尊いことだと思っているので、それをこうやって間近で見られて応援できることは本当にありがたいことだなぁ、と思う。
気の利いたことも言えないしなにもできないけれど、応援してます。ひっそりと。

鯉八さん「暴れ牛奇譚」
何回聴いても面白い。これはほんとに鯉八さんにしか作れない世界。結構場面展開もあるから初めて聞いたときは「え?え?」とついていくのに必死なんだけど、何回か聴いているとその動く部分と動かない部分の対比がまたおかしくて笑える。
「ブス」と言われて気色ばむたみこがたまらん。

初めて鯉八さんを見たのはいつだったっけとこのブログを検索してみたら、らくごカフェで行われた百栄師匠の赤いシリーズのゲストの時だった。
そうか。あそこで「暴れ牛奇譚」を見て、ハートを射抜かれたのだった。そういう意味では誰かの会のゲストとか二人会とかってファンを増やす大事な機会なんだな。

鯉〇さん「転失気」
これがなんだかやたらと面白かった。ちょっと「あれ?」って驚くようなところがいくつかあって、あれは鯉○さんの工夫?あるいは新作やる人に教えてもらったかたち?

鯉八さん「わきまえる男」
聞きたい!と思っていた噺が聴けてうれしい!
何を言ってもどう歩み寄っても「大丈夫です」で跳ね返してくるやつ、いるよなぁ。
めんどくさいおじさんVS店員、歩み寄るおじさんVS大丈夫です男、笑った…。秀逸。

鯉〇さん「つる」
「つる」で笑ったことほとんどないんだけど、鯉○さんの「つる」ちょっと笑った。