りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

世界の果て、彼女

世界の果て、彼女 (新しい韓国の文学)

世界の果て、彼女 (新しい韓国の文学)

  • 作者: キム・ヨンス(金衍洙),藤井久子,鈴木千佳子,呉永雅
  • 出版社/メーカー: クオン
  • 発売日: 2014/02/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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★★★

図書館で目にした1編の詩から、「僕」はその詩人の人生を通して愛を語ることになり、生と死を見つめる。―「世界の果て、彼女」思春期の暴走、家族や仕事からの逃避行、失った恋、失踪した父親に対する愛憎。恋人、夫婦、家族の関わり方に悩む人たちがいる。ここに登場する人たちは、さまざまな形で現れる他者との出会いによって、自分自身を見いだしていく。人と人は理解し合えるのか、と問う物語の中で。

おお、なんか瑞々しいというか村上春樹っぽいというかアメリカの作家っぽいというか。グサッと胸に突き刺さるものと、何度読み返しても意味がつかめないものと両方。
嫌いなテイストではなかったけど、どストライクではなかったな。

「アレックス」は誰が誰だか分かりにくい〜。彼って誰だ?もしかして翻訳がイマイチ…もごご…。ってヒトのせいにしちゃイケマセン。