りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

うどの大木落語 第二回

3/3(月)、高田馬場うどの大木で行われた「うどの大木落語 第二回」に行ってきた。

・ろべえ「雛鍔
・はん治「鯛」
〜仲入り〜
・ろべえ「居残り左平次」

小さな飲み屋さんで前に高座を作り椅子を縦長に並べて定員20名強ぐらいか。
厨房が楽屋になってるらしく、着物姿のろべえさんがちらちら見える。
食べログを見たら鶏がおいしそう〜。ビール飲みたい〜。もしかしてワンドリンク頼まないといけないのかな?と思っていたんだけどそんなことはなかった。残念〜。(飲みたかった!)

ろべえさん「雛鍔
小三治一門会で安比寄席に行ったというまくら。
安比の話を聞きたかったからうれしい〜。
行きたかったんだよなぁ。安比寄席。今回は落語会だけじゃなくて、オリジナルグッズの販売や噺家さんと一緒に滑ろう企画や小三治師匠とお茶を飲む企画まであって、まさに鼻血もん…ぶー。
でも、スキーも何年も滑ってないし会社も休めないし、それよりもなによりも好きすぎて挙動不審になって内にこもって終わることが目に見えていたので、どうせいいんだあたしなんかーといじけて行かなかったのだ。

なんでも小三治一門安比の掟がいろいろあるらしく。
いわく、若手はスキースクールに入らないといけない。
いわく、全員で大浴場に入ったら若手は小三治師匠の背中を流さないといけない。
参加した中で若手で一番の下っ端であるは両方に該当しているわけで、スキーと旅を楽しむというよりは気を使ってへろへろになった、と。

オヤジの背中だって流したことないんですからーって、たしかに…。
タイミング、力加減、いろいろ大変らしい。
いやそれはたしかに大変そう。でも小三治師匠の背中を流せるなんてうらやましい…(←え?)

はん治師匠「鯛」
この間テレビで見たはん治師匠の「鯛」、生でしかもこんなに近くで見られてうれしい。
噺に入る前に「魚としてそれはないだろうという動きもあるかもしれないけれど、そこはお客さんの想像力でどうかしてほしい」と言い訳するのがおかしい。
はん治師匠のゆっくりした語りがなんともいえずとぼけた味わいがあって好きだなぁ。

ろべえさん「居残り佐平次
ところどころに喜多八師匠っぽいところがあって、さすがお弟子さん。
声の強弱や手の使い方などそっくり。
喜多八師匠の「居残り佐平次」を何回も見ているからかもしれないけど、似てるわー。
でも似てるだけについ比べてしまいそうすると物足りなさもあったり…。難しいところ。