りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

シャドウ・ストーカー

シャドウ・ストーカー

シャドウ・ストーカー

★★★★

いかなる嘘も見破る能力をもつ尋問の天才、キャサリン・ダンス捜査官は、休暇で訪れたフレズノで、人気カントリー歌手ケイリー・タウンがストーカーに悩まされていることを知らされる。その男エドウィンはメールアドレスを変えても即座に新たなアドレスを探り出す。数日後のコンサートに、エドウィンはやってくるという。ケイリーらが不安に震えるなか、彼女の側近、ボビーが殺害された。ケイリーのヒット曲の歌詞をなぞるような状況で。そして第二の殺人が―ストーカーが一線を越えたのか?それとも?捜査権もなく銃も持てない状況で、ダンスは殺人者を追うが、事件の背後の陰謀は予想を超えるものだった…。

相変わらずのリーダビリティで一気読み。
個人的にはキャサリンダンスものよりライムもののほうが好きだなぁ。
キネシスクって、物語を引っ張るには少し無理があるような気がしないでもない。

今回はストーカーがテーマ。
ヒット曲の歌詞をなぞるように殺人が…って悪魔の手毬唄か。
「バーニングワイヤー」に比べると小粒感はいなめないなぁ。さらにどんでん返しもちょっと雑っていうか無理矢理感が。

とはいえ楽しく読んだし、次回作も絶対読むけど。