りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

行った落語まとめてあれこれ

落語の感想は行ってすぐに書かないとだめねー。
まああくまでも自分の備忘録だから、覚えてる範囲でちょこっとだけメモ。

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3/26(火) 第二回新撰三人会 (紀伊国屋ホール)

・一力「牛ほめ」
・吉坊「強情」
・一之輔「茶の湯
〜仲入り〜
・小菊 粋曲
・文菊「甲府い」

ついに念願かなって一之輔師匠!
いやぁ。文句なく面白い。爆笑したければ一之輔に行け!って感じだ。
出てきてすぐに、「あのね。わたし、小学生のころ遠足がとっても楽しみで。母親が作ってくれたお弁当を持って出かけると、うれしくてこうね…ついね、こんな感じでね。わーいわーいわーい(片手を激しく振る)ってね。そうすると着いて開けてみるとお弁当がこうね、片側に寄っちゃって。…ってなんでこんな話をしたかっていうと、今日の客席がね…。」

ぶわはははは。確かに前の方にお客さん寄っちゃってるっていうか、後ろの方がちょっとさみしかった。
こんなに豪華な3人会なのにもったいない。
第二回目ってことだったので、三回目もあったら絶対に行きたい。

しかし「甲府い」っていうのは…地味な噺だね…。

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4/1(月) 志の輔らくご あっぱれ PLUS 8 (成城ホール)

e+の抽選予約で志の輔らくごが当たっちゃった!やればできるじゃないかe+も!って違うか。たまには当たるのか。たまには。

・ナギプロ・パーティ「レザボア・ドックス/コント」
柴草玲「ピアノと歌とアコーディオン
・ペーソス「昭和おやぢ歌謡」
〜仲入り〜
志の輔「抜け雀」

たいして内容も確認せずに申し込んだのだが、前半がコント+歌+歌謡ショーで、後半に志の輔師匠の落語という趣向。 前に喬太郎師匠の4重奏+落語の時はぶうぶう書いたけど、これは前半のショーがとても面白かったのでよかった!特にペーソスの「昭和おやぢ歌謡」っていうのが私的にはツボだった。

休憩後に出てきた志の輔師匠。
「落語っていうのは弱〜い芸能なんです。だから前座をやとってつたない落語を先にやらせて、それから徐々にうまい人が出て行って、盛り上げて盛り上げて最後に出てきたことで、”ああ、すごいぞ”って錯覚させるっていう…そういう手を使っているわけです。それが今回はなんですか。前半あれだけのことをやられて休憩はさんで落語って…。めちゃくちゃやりづらいですよ!」

…ですよねぇ。でもこういう趣向がいかにも志の輔師匠らしい。
たっぷりのまくらのあとは「抜け雀」。志の輔師匠の抜け雀は大好きで何度も何度も聞いていたのでめちゃくちゃうれしかった!

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4/4(木) 桂文治襲名記念落語会 文治喬太郎桃太郎三人会 (練馬文化センター

・たか治「芋俵」
・桃太郎「金満家族」
喬太郎禁酒番屋
・文治「源平盛衰記
〜仲入り〜
・トーク

喬太郎師匠目当てで行ったんだけど、文治師匠がすごく素敵で…ぽっ…。

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4/5(金) 浅草演芸ホール 昼席

・松鯉 講談
ぴろき
・遊之介「浮世床
・柳好「のっぺら坊」
・カントリーズ
柳橋長屋の花見
・鯉昇「犬の目」
北見伸&スティファニー マジック
米丸「夢ビデオ」
〜仲入〜
・宮治「垂乳根
東京ボーイズ
・桃太郎「裕次郎物語
・小柳枝「がまの油」
ボンボンブラザーズ
・昇太「権助魚」

待望の鯉昇師匠!もう出てきただけでいい感じ。好きだなぁ!
「犬の目」は、目の具合が悪くなった男がシャボン先生という怪しげな眼医者に行く。相当悪くなってるねと言ってシャボン先生は男の目をくりっとくりぬいて薬につけて洗ってしばらく乾かす。
さて付け直すかと思うと乾かしておいた目が見当たらない。
大丈夫大丈夫!かわりにこれをつけましょう!とそこにいた犬の目をくりぬいて男につけちゃう…。
シュールでばかばかしい噺で面白かった。特に乾かしておいた目をつけようとしてなくて「あれ!」と驚くところが最高におかしくて…今思い出しても笑っちゃう。

米丸師匠を見られたのもうれしかった。87歳であんなに矍鑠としていて面白いってすごい。
しかも「夢ビデオ」っていうSFチックな噺。

あと、柳好師匠、柳橋師匠、小柳枝師匠もよかった!
最後は昇太師匠で大爆笑して明るくお開き。
なんとなく芸協にはなじみがなかったんだけど、面白かった。
でもナイツと遊雀師匠が代演だったのはちょっと残念だったなー。