りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

ぶらんこ乗り

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

ぶらんこが上手で、指を鳴らすのが得意な男の子。声を失い、でも動物と話ができる、つくり話の天才。もういない、わたしの弟。―天使みたいだった少年が、この世につかまろうと必死でのばしていた小さな手。残された古いノートには、痛いほどの真実が記されていた。ある雪の日、わたしの耳に、懐かしい音が響いて…。物語作家いしいしんじの誕生を告げる奇跡的に愛おしい第一長篇。

とても評判が良いようなので書きづらいんだけど、これは私にはどうにもこうにもだめだった。
なんかね。キモチワルイの。なにもかもが。
この弟も姉も両親も…そしてこの物語自体も…。
ごめんなさい…。