りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

ジョーカー・ゲーム

ジョーカー・ゲーム

ジョーカー・ゲーム

★★★

結城中佐の発案で陸軍内に設立されたスパイ養成学校“D機関”。「スパイとは“見えない存在”であること」「殺人及び自死は最悪の選択肢」。これが、結城が訓練生に叩き込んだ戒律だった。軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く「魔王」―結城中佐は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を挙げ、陸軍内の敵をも出し抜いてゆく。東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる最高にスタイリッシュなスパイ・ミステリー。

うーん…。それなりに面白くはあったんだけど、多分これが長編だったら途中で読むのやめてたかも。 面白いけど、だからなに?
ハリウッド映画をどきどきわくわくしながら見て、見終わって別に何も残らなかったなぁ…っていうのと同じような感じ?いや、そんなにどきどきわくわくもしなかったなぁ…。
多分、登場人物に全然魅力を感じなかったからかもしれない。

こういうモノを求めている時に読んだら、もう少し「うおおっ」と感動したかなぁ…。いや、しないか。あんまり好みではなかった、ってことかな。