たらいまわし本のTB企画第39回 夢見る機械たち
さてさて。今回のたらいまわし本の企画は、奇妙な世界の片隅でのkazuouさんの企画で「夢見る機械たち」です。
たら本についてはこちら。
昔から人間は「道具」や「機械」を使って、生身の体では不可能なことを可能にしてきました。日常生活しかり、移動手段しかり。そして物語の中においては、それらは夢や空想を実現する手段としても使われてきたのです。
今回は『夢見る機械たち』と題して、そんな不思議な「道具」や「機械」を扱った作品を集めてみたいと思います。主要なテーマになっているものでも、印象に残った小道具でもかまいません。漫画やノンフィクションも含めて、いろんな作品を挙げていただきたいです。
とくにSFやファンタジーにこだわる必要はありませんので、広い意味で「道具」や「機械」がテーマとなっている作品を挙げていただけるといいなあ、と考えています。
さすがkazuouさんらしいマニアックなお題。機械、道具、機械、道具…うーん。
最近読んだ中ではこれ。
驚異の発明家(エンヂニア)の形見函 (海外文学セレクション)
- 作者: アレンカーズワイル
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2003/01
- メディア: 単行本
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- 作者: アレン・カーズワイル,大島豊
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/07/25
- メディア: 単行本
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それからこれ。
- 作者: 山本弘,李夏紀
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/05/31
- メディア: 単行本
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機械には人間の心はわからない。そして機械から見れば人間は欠陥だらけの不良品なんだけど、そんな人間を蔑むわけでもなく受け入れていく機械たち。そんな機械と人間の魂が触れ合った瞬間を描いた「詩音が来た日」。これには泣いたなぁ…。
kazuouさんも奇想コレクションから挙げてらっしゃいましたけど、私も奇想コレクションから。
- 作者: アヴラム・デイヴィッドスン,殊能将之
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/10/26
- メディア: 単行本
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それからこれ。
- 作者: ダグラス・アダムス,安原和見
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/09/03
- メディア: 文庫
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というわけで私は今回は4冊。
アップしたあとで「あ、あれも!」と思い出したら追加するかもしれません〜。