りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

白い月黄色い月

白い月黄色い月

白い月黄色い月

★★★

ムスメに読ませてみようと借りてきた1冊。タイトル借りだったので、どんな話だろうと自分でも読んでみた。

記憶を失った少年が、不思議な島の不思議なホテルで暮らしている。カエルのようで人間のようなホテルのオーナー、しゃべる本、うさぎの親子…。これは夢なのか現実なのか。少年は何者なのか。
幻想的な雰囲気といい、登場する人間(動物?)たちの優しさといい、とても私好みな感じ。

だったんだけど、なんとなく最初から答えがわかっていたような感じで、「ああ、やっぱり…」な結末で、ちょっと残念。もうちょっと意外性がほしかったかなぁ…。うーん…。