ふたりジャネット
- 作者: テリー・ビッスン,中村融
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2004/02/07
- メディア: 単行本
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全部読んでみようと思っている奇想コレクション。これが2冊目。
「アメリカSF界屈指の技巧派で短編の名手」とのことなんだけど、これはSFとかファンタジーでは括れないなぁ。
SFってちょっと苦手って思ってたんだけど、これがSFなら私はかなりのSF好きになるかもしれないなぁ。
もうほんとにサイコーに面白かった!内容もすごく面白いんだけど、文章とか間がすごくおかしくて、何度もふきだしたよ。どの話もみんな好きだった。
「熊が火を発見する」でびっくらこいて、「アンを押してください」でぶぶっと吹き出して。「ふたりジャネット」はアメリカ文学好きにはもうたまらない。たまらなくておかしい。そしてウィルスン・ウーのシリーズ3作が面白いのなんのって。
きっと翻訳もよかったんだと思う。この人の翻訳でテリー・ビッスンをもっと読みたい!