りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

ブルーミング

ブルーミング (新潮クレスト・ブックス)

ブルーミング (新潮クレスト・ブックス)

★★★★

50年代アイオワの小さな町で著者がおくった少女時代を描いた自伝。平和でのんびりしていて刺激の少ない小さな町。しかしそこでの少女時代が、どんなに喜びや悲しみに満ちていたか、生き生きと描かれている。

好きだなあ、こういう物語。決してセンチメンタルではなくて、淡々と書かれているのだけれど、読んでいて思わず笑みがこぼれてしまう。

やっぱりアメリカ小説はいいなあ、としみじみと感じた1冊だった。