りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

ミスター・マーダー

ミスター・マーダー〈上〉 (文春文庫)

ミスター・マーダー〈上〉 (文春文庫)

★★★★

ロバート・マキャモンの「マイン」を読んだときのように、はらはらどきどきして、なんだか大慌てで読んでしまった。

売れっ子ミステリー作家マーティは、その作品の内容から、雑誌で「ミスターマーダー」と呼ばれてしまうが、実際は妻と娘を大切にする非常に家庭的な男。
彼はある日突然記憶の欠落に悩まされる。なにかがやってくる。そして自分の今の幸せが奪われる予感がするのだ。
そして、そこへ、彼とうりふたつの男が、彼の予感通り彼の人生を乗っ取ろうとあらわれて、家族を守ろうとするマーティとのたたかいがはじまる。

いやぁ、、怖い怖い。こういう「追いかけられる」話ってつらいー。もうどうなるのか心配で心配で、1日で読んでしまった。