りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

ニツ目勉強会

7/30(火)池袋演芸場で行われた「ニツ目勉強会」に行ってきた。

・まめ平「紙入れ」
~仲入り~
・小んぶ「あくび指南」
・あお馬「悋気の独楽
・ほたる「百川」


小んぶさん「あくび指南」
普通この噺って師匠は風流にやって、教わる方が不器用でそれを笑うんだけど、小んぶさんのは師匠が変でそれがすごくおかしい。
師匠が最初に黙って揺れ始めるんだけどそれが何をやってるのかわからなくて(揺れが微妙すぎて)大笑い。
師匠が二度目にやる時なんか「堀から上がっていっぱいやって…」の後からあくびをもよおしだしてあくびを噛み殺しながらふがふが口だけ動かしておいて「…わい」。
…わい、って!!ぶわはははは!
教わる方はフツウに不器用でヘタクソなんだけど、うまい方の師匠で笑わすって新しい!
笑ったーー。後ろに座ってた師匠に後から小んぶさんが怒られなかったかだけがちょっと心配(笑)。

あお馬さん「悋気の独楽
あお馬さんは大好きな前座さんだったけど、ニツ目になってから見るのは初めてだったかもしれない。
定吉がとてもかわいい。生意気言ってもかわいい。
笑ったのは、旦那が来るのが遅いと言ってふくれるお妾さんが「ぷんぷん!」。
ぶわはははは。誰から教わったんだ?あ!玉の輔師匠?!
とっても楽しい「悋気の独楽」だった。

ほたるさん「百川」
百兵衛さんの喋り方が早口でなまっててぴゃーぴゃー言ってるように聞こえるんだけど、それが全然わざとらしくない。なにこれすごい(笑)。
いちいち感心して早飲み込みをする江戸っ子がいいなぁ。
きっと真打の披露目でやるんだろうな。
とても合ってるし、とても面白かった。