りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭3月下席夜の部

3/27(水)、末廣亭3月下席夜の部に行ってきた。

・圓馬「短命」
・ねづっち 漫談
・談幸「茶の湯
・幸丸 漫談
~仲入り~
・可風「やかん」
青年団 コント
・柳好「新聞記事」
・歌春「たらちね」
・ポロン マジック
・蝠丸「徂徠豆腐」


圓馬師匠「短命」
ご隠居の奥歯に物が挟まったような説明に対してくまさんの反応のあけっぴろげなこと。「あーーーわかった!爪から毒が」に笑ってしまう。
この強弱のバランスが好きなんだな。
帰ってからのおかみさんの男らしい振る舞いにもスカっとする。楽しい~。


ねづっち 漫談
寄席にこのゆるいダジャレと謎かけがちょうどいい。
それにしてもねづっちのおかみさん、すごい(笑)。笑った。
そしてお題をもらってから「整いました」までのスピードの速いこと。すごい。


談幸師匠「茶の湯
そしてまたこの位置で「茶の湯」を最初から最後までやってしまう談幸師匠。
切り取る技術もさることながら、話すスピードも速くできてさらにそれが聞き取りやすいというのがすごい。

風流だー風流だー言いながらお腹を壊して労わりあうご隠居と定吉がかわいい。
そして飛んで火にいる夏の虫を迎えるご隠居の満面の笑み。最高だ。

 

蝠丸師匠「徂徠豆腐」
お代は払えないと言っているのに謝ってくれたと言って喜ぶお豆腐屋さんお豆腐屋さん。出世払いでいいですよという優しさが沁みるなぁ。
蝠丸師匠の「徂徠豆腐」はなんといってもおかみさんがかわいい。「あたしを借金の形に連れて行くんだよ」とまんざらでもない風なのがおかしい。
今回は最後にねづっちも登場するサービス精神がたまらない。

楽しかった~。