りつこの読書と落語メモ

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池袋演芸場12月中席昼の部

12/14(金)、池袋演芸場12月中席昼の部に行ってきた。
芸協の寄席に来るの久しぶりな気がする。蝠丸師匠のトリを見るために有休~。


・あんぱん「牛ほめ」
・蝠よし「元犬」
瞳ナナ マジック
・金の助「強情灸」
・可風「反魂香」
ぴろき ウクレレ漫談
・米福「締め込み」
・圓遊「時そば
~仲入り~
・ナイツ 漫才
・右團治「誕生日」
・寿輔「自殺狂」
・うめ吉 俗曲
・蝠丸「鼠穴」


あんぱんさん「牛ほめ」
もしやこの「牛ほめ」は兄弟子の小笑さんに教わったのでは。ところどころ、変な間があって小笑さんの顔が浮かんできた…。


可風師匠「反魂香」
初めて聴く噺。
男が真夜中隣に住む坊主の念仏で眠れなくなり文句を言いに隣家を尋ねると「これには深い訳がある」と坊主。
なんでも吉原の高尾太夫と深い仲になったのだが、高尾は先代の藩主に見初められてしまう。
自分はあなたに操をたてますと誓った高尾は藩主に殺されてしまうのだが、別れる時に高尾が反魂香を坊主に渡し、これを火にくべたらいつでもあなたの前に現れます、と約束してくれた。
それで夜な夜なこの反魂香を火にくべて念仏を唱え高尾との逢瀬を楽しんでいると言う。
最初は信じなかった男だが、目の前に高尾の幽霊が現れると、自分も3年前に妻を亡くしてしまった。妻に会いたいのでその反魂香を自分にも分けてくれと言うのだが、坊主は応じない。
仕方なく男は薬屋に行き反魂香を求めようとするのだが薬の名前が思い出せず、反魂丹(腹痛の薬)を買ってきてしまう。
男が女房に会おうと反魂丹に火をくべると…。


結構細かいギャグが入ってとっても楽しい。
可風師匠、こういう変わった噺もされるんだ!もっと見たい!


ナイツ 漫才
結構攻めてるネタで楽しかった~!
サッカーのワールドカップのネタで日本の時間稼ぎなプレイが物議を醸しましたね、という話題の後、塙先生がちょっと後ろの下がって黙って、土屋先生が「え?あと6分時間稼ぎ?あんた何守ってんの?さっきウケたので一点?そんなつもり?」って言うの、めっちゃおかしかった。


右團治師匠「誕生日」
古典よりこういう噺の方がいい!調べたらこれって文枝師匠の新作なんだね。ほぉ。

 

蝠丸師匠「鼠穴」
今日はとっても上品なお客様と評判、と蝠丸師匠。
確かにそんなに笑わないんだな…大勢いるけど。おそらくお年寄りが多いのですぐに反応できないのと、相当わかりやすくないと難しい感じ…。
「だからってヤケになって電気を消したり笛を鳴らしたり…あれは卑怯です」と寿輔師匠の「自殺狂」をいじったの、おかしかった~。

そんなまくらから「鼠穴」。うおおおー蝠丸師匠で聴くのは初めて!うれしいーーー。

おにいさんがちゃんといやな感じ。
10年後に訪ねて行った時に貸した三文の他に二両入ってることを確認した後「たいしたもんだなぁ。」と言ったあと「返さないよ。あたしはいったんもらったものは返さないたちなんだ」ってお兄さんの因業ぶりがチラリ。これが火事になった後の冷酷な態度に説得性を与えてる。

うなされている竹次郎を起こして悪い夢を見たと聞かされて、「火事のあとに商売の元を借りに来て?ああ、あたしは千両ぐらい貸したか?え?貸さない?そんなこしたの…?」と言った後に、「夢の中でも嫌な役だなぁ~」と頭を抱えたのおかしかった~。

サゲが蝠丸師匠らしく…変えてあったのも面白かった。