りつこの読書と落語メモ

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池袋余一会 夜の部 噺坂 その13

8/31(金)、池袋演芸場で行われた「池袋余一会 夜の部 噺坂 その13」に行ってきた。


・まめ菊「たらちね」
・甚語楼「ちはやふる
・三三「佐々木政談」
~仲入り~
・左龍「青菜」
・菊之丞「たちきれ」


甚語楼師匠「ちはやふる
今ネットでいろんな情報がすぐに手に入るようになってしまった、と甚語楼師匠。
さっきも楽屋で左龍師匠がね、自分にそっくりなおばさんが名古屋場所のお客さんの中にいるって言いだして…「ほら、これなんだよ」ってスマホを見せてもらったらね…もう本人なんだよ、あきらかに。それがおばさんで…着物をお召しになってるんだけど着方もきれいで…それがまたますます左龍っぽくて。大笑いしたんだけど、でもこれだってね、この方は素人ですよ、全然関係ない素人。なのに、どうやって検索したらこれが出てくるのかわからないけど、ちょちょっと検索して出てきて楽屋でこれだけ笑えるっていうね…。おそろしいですね。

そんなまくらから「ちはやふる」。
「先生」が絶対に知らないのに知ったかぶりをしているのが見え見えでおかしい。
百人一首の中でいい男がいたでしょ?」と言われて「あ、ああ…いるな。いるいる」。そう言いながら目が泳いでいる、この表情が豊かで楽しい。

おかしかったのは先生が「だから…かみよもきかず、となるだろう」と言うと八が「ああ、なりますね!」と納得すると、先生が「え?…素直だな」と逆にびっくりするところ。

しぐさがキビキビしているのと、会話の間がいいので、最初から最後まで気持ちよく楽しい「ちはやふる」だった。

 

菊之丞師匠「たちきれ」
あんまり好きな噺じゃないけど、テンポがよくてじめじめしてないから楽しく聴けた。
特に店の女将が本当にどこをどう見ても女将って感じで、いかにも女らしいんだけどさばさばした感じもあって、見ていて気持ちがいい。
この女将と若旦那との会話が、芝居っぽくて楽しかった。

菊之丞師匠を久しぶりにトリで見たけど素敵だった~。