りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

タワー寄席

7/13(金)、機械振興会館ホールで行われた「タワー寄席」に行ってきた。
この会を見つけたのは、圓馬師匠のtwitterより。ご本人がつぶやいているんだから一般客も行っていいのよね?とおもいつつ、会の趣旨が「健康寿命を延ばす」だったのでもう少しご年配の方を対象としているのでは?と心配になりつつ、でも圓馬師匠がまたこの後しばらく寄席をお休みするとつぶやいていらしたので、ええい!ままよ!と行ってみた。


圓馬「代書屋」
~仲入り~
圓馬「お見立て」


圓馬師匠「代書屋」
前に北とぴあでネタ卸しの時に見た「代書屋」。
あの時よりぐっとこなれて、圓馬師匠も楽しそう。
そして私は中退した小学校の名前が森友学園で、ああこれはやはり権太楼師匠に教わったんだな、と確信(笑)。

圓馬師匠「お見立て」
この間、北とぴあで聞いた手術のまくら。まさか…この「落語で健康」をテーマにしている会でまさか…と思っていたら、「(入院してる時に仲間が見舞いに来て)実感しました。笑いは健康に良くない」。

…ぶわははは。やっぱり言っちゃった。だめだよ~、落語で健康、笑うことで免疫力アップが趣旨の会でそんなこと言っちゃ。その後に「あ、外科には」と言い足してたけど、笑った。ちゃんとやるというのと、皮肉るというのを天秤にかけると、皮肉らずにはいられない噺家魂。素敵です。

そんなまくらから「お見立て」。
木兵衛さんが喜瀬川と自分の仲をこれっぽっちも疑ってないのが気の毒のようなおかしいような。
そして木兵衛と喜瀬川の間を行ったり来たりする喜助のとほほがおかしい。

松明のようなお線香にむせる木兵衛に大笑いの「お見立て」。
楽しかった。

そして恐れていたような客層(老人ばかり)ではなく、むしろ会社員が多め?な感じだったかな。
帰りにホールから出たら目の前にライトアップされた東京タワー。きれいだった。