りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

黒門亭(2部)第3156回

6/23(土)、黒門亭(2部)第3156回に行ってきた。

1部から引き続き。
実は1部が終わった時点でかなりへとへとになっていてどうしようか迷ったんだけど、夜の会まで時間もあるし、三寿師匠を見たかったので、少し後方の席で見ることに。


・やまびこ「狸札」
・ひろ木「替り目」&津軽三味線
・三寿「強情灸」
~仲入り~
・蔵之助「蛇含草」
・美るく「お見立て」

 

三寿師匠「強情灸」
落語には著作権はないけどそのかわり教えてもらったり断りを入れなければいけない、というような話や、鶴の恩返しの小噺いろんなバージョンや、奥さんが病気になって入院費を稼がなきゃいけないからCDを出そうかしらなんていう話をあれこれ。かなり自由(笑)。
「あー長くなっちゃった。落語もやるよ。やるけど今話したこととは全く関係ない噺をするから。おれはいつもそうなんだ。」と「強情灸」。

三寿師匠を初めて見たのは前回の小さんまつりの時。出囃子じゃなくて歌謡曲を流しながら歌いながら登場して度肝を抜かれたのだ。
そしてこの間の小さんまつりで見て、「強情灸」がなんかもうとっても面白くて、なんだろう、この師匠は?と思って、今回見に来たのだった。
残念ながら落語はこの間と同じ「強情灸」だったけど、でもほんとにこれがとても面白くて…なんだろう、噺に入った途端に30歳ぐらい若返る感じ。表情が生き生きしていてテンポがよくて間が絶妙で。聞き飽きた噺が驚くほど楽しい。

あー面白かった。


蔵之助師匠「蛇含草」
餅を食べる曲芸部分が楽しい~。
びよーんと伸ばしてそれを顔を動かして徐々に近づいて行く様子に大笑い。
木下サーカス!」って言った後に「時代背景!」って言ったのも「もう通用しなくなってきた」って言ったのもおかしかった。