りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭5月上席夜の部「桂夏丸・神田蘭 真打昇進披露興行」

5/7(月)、末廣亭5月上席夜の部「桂夏丸神田蘭 真打昇進披露興行」に行ってきた。

・米福「近日息子」
・今丸 紙切り
・歌春「たらちね」
小遊三六尺棒
~仲入り~
・真打昇進披露口上(歌春、紅、蘭、夏丸、幸丸、小遊三
・蘭「西行鼓ヶ滝」
・紅「母里太兵衛(黒田節の由来)」
・幸丸 電化製品の進化の噺
ボンボンブラザーズ 曲芸
・夏丸「茄子娘」


小遊三師匠「六尺棒
若旦那の軽さが楽しい。
体の使い方がうまいなぁ。斜めにきゅっとひねる動きに思わずこちらもぐわっと笑ってしまう。


真打昇進披露口上(歌春師匠:司会、紅先生、蘭先生、夏丸先生、幸丸師匠、小遊三師匠)
無駄にふざけないし温かみがあって歌春師匠の司会の方がいいなぁ…。
人数は一名少なかったけど、その分意味のない口上がないし、こっちの方が好きだなぁ。
小遊三師匠が夏丸師匠のことを「幸丸師匠」と言い間違えて、え?と思ったら幸丸師匠が訂正したのがおかしかった。
小遊三師匠が「あ、マジで間違えちゃった」、幸丸師匠が「見逃すわけにはいかない」。
わははははは。
ゴールデンウィーク明けでお客さん少な目、みなさんもお疲れ気味だったけど、いい口上だった。


紅先生「母里太兵衛(黒田節の由来)」
私は蘭さんの講談より紅先生の講談の方が好きだなぁ。
あんまり声を作ってないのに、強弱があって、疲れないのに引き込まれる。
講談がいかに話を大きくしているかということを途中で挟みいれるのも楽しい。


夏丸師匠「茄子娘」
相撲のまくらだったので、お!また相撲の噺!と思ったら、「茄子娘」に。気が変わったのかな?
ちょっと鼻声でお疲れ気味かな。
この噺はほんとに夏丸師匠に合ってる。テッパンだなー。
昔話っぽくてちょっと色っぽくてでもいやらしくなくて。余裕だね!