りつこの読書と落語メモ

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らくごカフェに火曜日交流会 小せん・こみち二人会

4/24(火)らくごカフェに火曜日交流会 小せん・こみち二人会に行ってきた。

・小みち「茗荷宿」
・小みち「たけのこ」
・小せん「人形買い」
~仲入り~
・こみち「愛宕山

 

小みち師匠「茗荷宿」
小せん師匠との二人会は6年ぶりというこみち師匠。
そのときのことははっきり覚えてます。なぜならその時はつわりが酷くて「兄さん、申し訳ないんですけど二席お願いできますか」とお願いしたんです。
帰りは駅まで兄さんが荷物を持ってくださいまして。普段だったらとんでもないことなんですが、とにかくしんどかったので使えるものは使わせていただこうとお言葉に甘えたんです。

それからセクハラで話題の福田事務次官のこと。
あの方ね、甘いマスクですよね。おそらく今までも、ずっと「甘いマスク」で通ってきたんだと思うんです。それでおばちゃんとかにHなことを言うと「やだー」なんて言われたりしてね、自分は甘いマスクだから許される、と思ってたんでしょうね。
だから気を付けた方がいいです。自分が甘いマスクだと思ってる人は。
その点小せん兄さんなんかは、あの見た目で…中身も枯れてて…絶対セクハラっぽいことなんか言いません。きれいな…清廉潔白な!
私の心の中にはいつも小せん兄さんがいます。だからこちらの会が6年ぶりといってもそんな気がしないんですね!

…ぶわはははは!
甘いマスク説はなんかわかるぞ!俺なら何を言っても許されるって思っちゃってるのってこわいっ。
そして「いつも心に小せん兄さん」というフレーズもおかしすぎる!

それから鈴本のトリが決まったこと。
客席から拍手が起きると、「んまーすみません。ありがとうございます。ほんとに…。お客様のほうが”おめでとうございます”っておっしゃってくださるんですよね」。
ニツ目のころは寄席で冒険できたんですけど、今はもう冒険できなくなっちゃいましたから。高座一つ一つがもうね…サドンデスですから。

ぐわはははは。
でもそうなんだろうなぁ。真打で寄席に出るのって。なんかわかるなぁ。

で、寄席で実験できないので、ここでやらせてください。短い噺を二席申し上げます、と。

そんなまくらから「茗荷宿」。
こみち師匠のおかみさん、いいなー。こざっぱりしてて。
悪いことするわけじゃないんだからいいじゃん!っていう開き直り方が、そうそう女ってそうなんだよね、って感じ。けろっとしてる。
茗荷の開きに茗荷ごはん。まくらにも茗荷。
いいなぁ。ばかばかしくて。楽しかった。


こみち師匠「たけのこ」
「たけのこ」といえば喜多八師匠を思い出すんだけど、これは主人公が武士じゃなくてその女房。そして家臣じゃなく女中頭?バトル相手のお隣さんも90歳のおばあさん。
もうこれがおかしくておかしくて。
おかみさんのパキっとした武士っぽさ。
女中のなよっとした女性っぽさ。
そして隣のおばあさんのくしゃくしゃ加減。
スピード感があってばかばかしくて楽しくて。

ツボにはまって途中から笑いが止まらなかった。最高。


小せん師匠「人形買い」
「いろいろ私のことを言っていただきましたけど…あれ…ほめてたんですかね?どうもほめられた気がしないんですが」。

…ぶわははは!
ほめてはなかったかもしれないけど、それはもうほんとに好きだからでしょう。安心しきってるっていうかな。愛しか感じなかったもの。

節句のまくらから「人形買い」。
うおー。私の好きな噺家さんは必ず人形買いを通しでやるのだな(笑)。
買い物に付き合ってくれと言われるまっつぁんはいかにも兄貴分という感じ。長屋で集めたお金全部はたいても「金ができたらまたお前をごちそうしてやるから」とさばさば。
甚兵衛さんはぼんやりしていてなんでもネタバレしちゃうけど、人がよくてゆったりしてる。
おしゃべりな小僧はかわいいし、また一癖二癖ある長屋の人たちも魅力的。
聞いていて気持ちいい~。
楽しかった。


こみち師匠「愛宕山
これはまだあんまりやり慣れてない噺なのかな、という印象。
かわらけを投げるところとか、ちょっとぎこちなさが。
とはいうものの、こみち師匠はしぐさがはっきりしていてきれいなので、着物を裂いて縄を作るところとか、枝をしならせるところとか、とってもわかりやすい。
一八が旦那のもとに一発で戻ったところのしぐさがたまらなくおかしくて大爆笑。

いいなぁ、こみち師匠。
鈴本のトリも見に行かなきゃ!