りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

浅草演芸ホール初席 第四部

1/8(月)浅草演芸ホール初席第四部に行ってきた。

・菊之丞「鍋草履」
・伯楽 「味噌豆」など
・にゃん子・金魚 漫才
・馬之助 百面相
・京二 漫談
・さん八 漫談(年金)
・正楽 紙切り
・駒三 小噺
・紋之助 曲独楽
・南喬 漫談(法事で野ざらし
・扇里「開帳の雪隠」
・雲助「子ほめ」
・ニックス 漫才
・吉窓 まくら&踊り
・白酒 小噺(交通事故で猿の証言)
・権太楼「代書屋」
・ダーク広和 マジック
・さん助 まくら
・左龍「英会話」
花緑「謎のビットコイン
・小菊 粋曲
・さん喬「ちりとてちん


お目当てがまくらのみの悲しみ…。
しかも「いつものまくら」でおもしろくもなんとも…(すびばせん)。
せめて自分の会でやってる立ち話みたいの、やってほしかったなー。持ち時間がすごく短いのはわかるけどさー。ちぇーっ。

こういうときに白酒師匠みたいにテッパンの小噺持ってるといいよねぇー。
他の人もやってるありきたりのやつだけど、何回見ても絶対笑えるもんなー。
あの交通事故で猿が証言するやつ。

権太楼師匠はほんとにいつでも必ず「代書屋」で、こんな短い時間でもそうでがっかり。
聞きすぎていてもう全然笑えないんだよなー。
同じ歌を歌いすぎて崩しすぎて発酵しちゃってなんの良さも伝わらなくなってるヒット曲が一曲しかない歌手みたいだよなぁ。
たくさん噺を持ってるのにどうして寄席では「代書屋」ばっかりなんだろう。
どういうこだわりなんだろう。
インタビューで「寄席が大好き」っておっしゃってるけど、なんかそういうのが伝わってこないんだよなぁ、同じ噺ばかりされると。ぶうぶう。
ってとんでもなく失礼な物言いだけど。

短い時間で短く落語やった菊之丞師匠、扇里師匠、雲助師匠、かっこよかった。
左龍師匠の「英会話」もすごくばかばかしくて楽しかった。
あと踊りとか百面相とか、ワンパターンと言えばワンパターンだけど、いいよね。お正月らしくて。
ってえらそうだな、おい。

さん喬師匠は「ちりとてちん」。
わりとくさくやられていて、お客さんに合わせたのか、それとも最近「くさくやる」ようになってきたのか。ちょっとどきどき。面白かったけど。


この日は雨で連休最後の日で体調もあんまりよくなくてあんまり出かけたくない気持ちで、でも行かないと後悔しそうな気がして行ったんだけど、正直ちょっとがっかりしちゃった。
でもこういうコンディションじゃなかったら楽しめたかもしれないから、あくまでもこちら側の問題なのかも。
ま、こんな日もあるさ。