りつこの読書と落語メモ

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ギャルリー小助六 ~雷門小助六独演会

10/25(水)、ART SPACE BAR BUENAで行われた「ギャルリー小助六 ~雷門小助六独演会」に行ってきた。

・べん橋「金明竹
・小助六「猫退治」
~仲入り~
・小助六「死神」

助六師匠「猫退治」
前の日にご一緒したという蝠丸師匠の話や、仲のいい鯉橋師匠、里光師匠、夢丸師匠らと長野にいるお父さんの家で合宿をした時の話、など。
助六師匠ってぱっと見るとスマートでオトナな雰囲気だけど、こうしてはなしているところはちょっとやんちゃ?というかワカモノらしくて楽しい~。
家で飼ってる猫のこと、好きだけど猫アレルギーだということなどを話して、噺へ。

旦那が小僧の定吉を呼んで「医者の薮井先生を呼んできてくれ」と言う。
お嬢様が病で寝込んでいるので、「薮井先生にみていただくんですか」と聞くと「とんでもない!あんなやぶ医者に大事な娘を診せられるか」。
評判の名医に見てもらったが娘には何か思い煩っていることがある。胸の中に徳利があってそれが蓋をしてしまっているから、この蓋を外さないことにはどんないい薬を飲ませても病が治ることはない。娘はやけに薮井先生を気に入っていてどこに行くにもお供にするぐらいだから、あの先生にならそれを話すのではないか、だから呼んで来い、と言う旦那。

定吉が薮井先生を連れてきて、薮井先生がお嬢様を見舞うと、最初は「言えません」と言っていたお嬢様が「誰にも言わないと約束してくれるなら」と話し出す。

それによると。
前に一緒に出掛けた時に、かわいい猫がいてそれを連れて帰って家で飼うことにした。
大事に育てていたけれど病にかかって猫が死んでしまった。
その猫が化け猫になって毎夜現れて恨みを言い、顔をなめるのだ、と言う。
それを聞いて店の若い連中が猫を退治することになり…。

怪談?だけど、定吉が薮井先生を連れてくるところや薮井先生がお嬢様から話を聞いて一人早合点するところなどがばかばかしくて、楽しい。
助六師匠は珍しい噺を聞かせてくれるから好きだー。


助六師匠「死神」
助六師匠の「死神」は前にも一度聞いたことがある。

医者じゃなくて行者だったり、女房が妊娠中だったり、枕元に座っているのが自分に術を教えてくれたあの死神だと気付いて説得しようとしたり…細かいところがちがっている小助六師匠の「死神」。

ことさらこわーくするでもなく変に芝居っぽくもなく、あくまでも落語というスタンスが好きだな。
楽しかった。