りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭7月下席昼の部

7/26(水)、末廣亭7月下席昼の部に行ってきた。

 
南なん師匠「水屋の富」
富士登山のまくらで「ああっ水屋の富だ!!」と胸が高まる。
決して好きな噺ではないのだけれど、南なん師匠の「水屋の富」は別物だ。
 
最前列にやんちゃなお子ちゃまがいて、最初のうちはその前に出たボンボンブラザーズからもらった鼻の頭の上に乗せる紙をいじって遊んでいたんだけど、徐々に噺に聞き入ってきて、「それ夢だよ」「夢だからよかった」と地声で。
普段はそういうの好きじゃないんだけど、夏休みで子どもが来ていてそういう声が聞こえるっていうの、なんか楽しい。
しかも「よかった」という子どもの声をうけて南なん師匠が「よくないよう」と言ったのがもうたまらなくおかしくて。

おそらくお子さんもいたからだと思うけど、いつもよりもコミカルにやられていて、そこも面白かった。
同じ噺でも意識的に感じを変えることができるんだなぁ。よかった~。