りつこの読書と落語メモ

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コードネーム・ヴェリティ

 

コードネーム・ヴェリティ (創元推理文庫)

コードネーム・ヴェリティ (創元推理文庫)

 

 ★★★★

第二次世界大戦中、イギリス特殊作戦執行部員の女性がスパイとしてナチスの捕虜になった。彼女は親衛隊大尉に、尋問をやめる代わりに、イギリスに関する情報を手記にするよう強制される。その手記には、親友である女性飛行士マディの戦場での日々が、まるで小説のように綴られていた。彼女はなぜ手記を物語風に書いたのか?さまざまな謎が最後まで読者を翻弄する傑作ミステリ。  

第二次世界大戦時、飛行機の操縦士とスパイになった女性二人。生まれも育ちも性格も全く異なる二人が出会い友情を育む。

前半はスパイだった女性がナチスに捕らえられ尋問を受けながら書いた手記。女性飛行士マディとの出会いから軍での活動などが語られる。
ナチスの将校はなぜこのような小説風の手記を書くことを許したのか、この手記に書かれていることはどこまでが真実なのか…。

後半はマディの側の手記。こちらを読んで「そういうことだったのか」とわかることもあって、ミステリーとしての面白さも。

面白かったけれど後味は苦かった。