りつこの読書と落語メモ

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浅草演芸ホール6月下席夜の部

6/23(金)、浅草演芸ホール6月下席夜の部に行ってきた。


・夏丸「代書屋」
・夢花「そば清」
・マグナム小林 バイオリン漫談
・富丸 漫談
・伸治「ちりとてちん
・南玉 曲独楽
・南なん「居残り佐平次

 

夏丸さん「代書屋」
「代書屋」といえば権太楼師匠なので、それと違う「代書屋」だとすごく新鮮。
突き抜けたバカもうまいんだな、夏丸さんって。

途中、五木ひろしの歌が入って、それがもう無駄にうまいしフルコーラスだしおかしくておかしくて。
夏丸さん、自分の魅力をフル活用だなー。すごい。


マグナム小林先生 バイオリン漫談
時々色物にこんな風に代演がはいるといいなー。毎日まったく同じネタが続くとさすがに笑えなくなってくるので…。


伸治師匠「ちりとてちん
今まで見た中で一番楽しい「ちりとてちん」だった。もう伸治師匠もノリノリで、自分も一緒になっていたずらに参加している気分。
存在だけで客席全体を和ませてくれて、毎日噺を変えてくれて毎日面白いって…。たまらん。


南なん師匠「居残り佐平次
南なん師匠の「居残り佐平次」は何回か見ているけど、前に見た時と違ってるところがあって、ああ、師匠、いろいろ変えて試してるんだな、と思う。

最初、仲間を連れて品川に繰り出すところでは近所の若い衆の兄さんっぽい雰囲気を出している佐平次が、居残りを始めて店の若い衆を煙に巻くところでは胡散臭い感じに。それが店で居残りとして働き始めると、人懐っこい憎めない感じになって、大旦那に呼ばれたところではまた胡散臭くなり、最後の若い衆とのシーンではちょっと詐欺師っぽくなる。

この噺、いつも見終わると、結局佐平次ってどういう人だったんだろうなぁ、と考えてしまうんだけど、南なん師匠の「居残り」を見ていると、答えなんていうものはないのかもしれないな、と思う。

そのなんともいえない後味がとてもよかった。