りつこの読書と落語メモ

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柳家小はぜ勉強会 其の二

6/10(土)、和光大学ポプリホール鶴川 多目的室で行われた「柳家小はぜ勉強会 其の二」に行ってきた。


・小はぜ「加賀の千代」
・小はぜ「富士詣り」
~仲入り~
・小はぜ「野ざらし


小はぜさん「加賀の千代」
前回に引き続きこの日も満員。私も1ヵ月ほど前にtwitterで「満員になりましたのでこの後はキャンセル待ちになります」というお知らせを目にしたのだが、小はぜさんにも主催の方からそういうメールが届いたらしい。
ほんとに満員?と嬉しくて何度もそのメールを読み返したという小はぜさん。
「でも私、キャンセル待ちっという言葉が引っかかてしまいまして」。


キャンセル待ちという言葉を聞いて、予約をしてくれた人が「え?キャンセル待ちがいるの?じゃ、私はそれほどでもないから譲ろうかな」という気持ちになりはしないだろうか。
待ってる人が二名で、それを聞いてキャンセルする人が20名にならないだろうか。
そう考えると心配でしょうがなかった。
だからそもそも「キャンセル待ち」っていう言葉が良くないのだ。例えば「繰り上げ当選」とか…「棚からぼた待ち」とかだったら…。


…ぶわはははは。いいなぁ小はぜさん。
そんなまくらから「加賀の千代」。
甚兵衛さんと大家さんの会話がとても楽しい。大家さんが甚兵衛さんを大好きだというのが伝わってくるし、こんなにかわいい甚兵衛さんだったら私だって大好きだよ。
ネタ卸しということだったけど、ニンにあっていて楽しかった。


小はぜさん「富士詣り」
昔は山登りというとレジャーじゃなくて信心だったというまくらで「大山詣り」かなと思って聞いていると、富士山の話に。ここ鶴川から小田急線で新宿に向かう時にも左側に富士山が見えますから帰りに見て帰ってください、と。小はぜさんも前座の頃、師匠のお宅に向かう電車の中で毎朝富士山を見て、「もう少し見ていたいな」と思っていた、と。
そんなまくらから「富士詣り」。

最初は威勢がよかったのにすぐにへとへとになって先達さんに休憩しようと言いだす江戸っ子たち。
仕方ないな、じゃここで休むかと休んでいるとにわかに空模様が怪しくなる。
これはなんですか?と先達さんに聞くと、この中に罪を犯した者がいて山の神様がお怒りになってるから懺悔しなさい、と。
そう言われて身に覚えのある若い衆たちが次々自分の罪を懺悔し始める…。

まぁとにかくばかばかしくて楽しい。
特に人様のおかみさんにちょっと手を出してしまったという告白が…「だって…大好きなんです!」と言ったのが、かわいいやらおかしいやら。
サゲもばかばかしくて大好き。

これもネタ卸しということで…すごいな、二席もネタ卸しなんて。そして噺の選択が相変わらず渋い!


小はぜさん「野ざらし
3席目は赤坂でも聴いた「野ざらし」。
普段は物静かな小はぜさんがこの弾け方。くーーーたまらん!
すごく難しい噺だと思うんだけど、調子が良くて明るくて底抜けにばかばかしくて楽しい~。そして歌がいい!また思い切って出す大きな声がいい!

小はぜさんの「野ざらし」大好きだ。

あー鶴川まで行った甲斐があった。楽しかった。