りつこの読書と落語メモ

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鈴本演芸場5月下席昼の部

5/23(火)、鈴本演芸場5月下席昼の部に行ってきた。
 
・市坊「たらちね」
・さん若「権助提灯」
・仙三郎社中 太神楽
・辰乃助「寄合酒」
・玉の輔「牛ほめ」
・小燕枝「強情灸」
・正朝「紀州
・のだゆき 音楽パフォーマンス
・さん助「道灌」
~仲入り~
・楽一 紙切り
・はん治「ぼやき酒屋」
・喬之助「初天神
・紋之助 曲独楽
・さん喬「寝床」
 
市坊さん「たらちね」
市馬師匠のところ、お弟子さん増えたなぁ。
最近市馬師匠のところに入った前座さん、滑舌が悪い人が多いんだけど、市坊さんはそんなことなかった。
伸びやかな声に伸び伸びした素直な落語。好き好き。
そしてひげが濃くて泥棒顔(←ほめてます…?)。
 
さん若さん「権助提灯」
テッパン。間違いなく面白いんだけど別の噺も聞きたいっ。
 
辰乃助さん「寄合酒」
楽しかった。与太郎の味噌のところ、大笑い。
 
玉の輔師匠「牛ほめ」
初めてかも。玉の輔師匠の「牛ほめ」。
あの口調でやられるともうおかしくってしょうがない。
いつも寄席だと決まった噺ばかりだけど、違う噺を聞けるとうれしいな。
 
小燕枝師匠「強情灸」
楽しい~。
でもこの日のお客さん、ほんとに笑わないお客さんで、なんでこんなに面白いに笑わないのー。でもブレない師匠が素敵~。
 
さん助師匠「道灌」
この重~いお客さんに「道灌」!しかも長いバージョン。
攻めてるね!と思ったけど、あえなく玉砕(笑)。
ただでさえわかりにくい笑いどころの少ない噺なのに蘊蓄の部分の説明がもやもやだし、抜けるし、言い間違いはあるし、汗は吹き出るし鼻水は吹き出るし…。ロープロープ!
 
普段やられる「雨具の断り」のところでも、友だちに何度も言い直させたわりに「提灯貸してくれ」「ようやく言いやがったな」って…おいっ。そこは「雨具」!間違えちゃダメだって!
後ろに座ってたまじめな落語ファンが「え?意味がわからない」と困惑してた…。
 
あーでも「ああっ」「大丈夫?!」「だめっ!」と心配して見ていたのに、こうして書いてみるとすごいおかしいな。ぶわははは。(←大ファンなのにさん助師匠のことを書くと失礼な感じになってしまうのはなぜなんだろう)
 
はん治師匠「ぼやき酒屋」
重いお客さんを意識してかいつもの「妻」じゃなく「ぼやき」だったけど、これがもうしみじみおかしくて最高だった。笑った笑った
 
喬之助師匠「初天神
相変わらずお客さん重くてあまり笑わないんだけど、最後までぶれずにやるって大事なんだなぁと思った。素敵。
 
さん喬師匠「寝床」
最高に面白い「寝床」だった。
お客さんが重かったからなのか、いつもそうなのか、旦那ののど慣らしが頻繁に行われて、それがもうたまらないおかしさ!
おえおえっ言ったり、ヒステリックなほどのうなりになったり、すごーーく大きな声でがなったり…しては「うーん。今日は声が出てない。」って…。すごい出てるよ!出すぎだよっ!っていうのがもうおかしすぎる。
 
また最初は優しくて丁寧だった大旦那が、誰も来ないとわかって気を悪くしてだんだん怒り出すところも、さん喬師匠と重なって見えて二倍おかしい。
 
すごいなぁ。このおもたーーいお客さんを最後こんなに沸かせるなんて。
やっぱり「道灌」じゃなく「寝床」だよな。このお客さんには。ぶわははは。