りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

池袋演芸場5月上席夜の部

5/8(月)、池袋演芸場5月上席夜の部に行ってきた。
 
・ひでや・やすこ 漫才
・鯉栄「扇の的」
・可龍「粗忽長屋
宮田陽・昇 漫才
・圓馬「小言幸兵衛」
 
鯉栄先生「扇の的(上)」
砕けたまくらで笑わせて、話に入るとがらっとテンションが上がる。このギャップがたまらない。
たたたたたーっとたたみかけたあと、「これ、何言ってるかわからないでしょ」とぶっちゃけて説明してくれるのもいいなぁ。
せっかくだから最後まで聞きたかったけど途中まで。ちょっとまくらが長かった?それともいつも前半で終わらせるのかな。
 
可龍師匠「粗忽長屋
現代的な感じがするんだよな、可龍師匠の落語って。そこは好き嫌いが分かれるところなのかもしれない。
しょっちゅう聞いてる噺なだけに新鮮に感じた。
 
宮田陽・昇先生 漫才
ネタが一新してる!さすがです!
 
 
圓馬師匠「小言幸兵衛」
笑点のまくらはテッパンネタなのかな。別にやらなくてもいいのに…という気がしないでもないけど、「セコな仕掛け」っていうところがいつもツボで吹き出してしまう。こういうセンスが好き。
 
「小言幸兵衛」はそんなに好きな噺じゃないけど、楽しかった!
小言を言い通しの幸兵衛さんとそれに対してべらんめぇな豆腐屋さん、丁寧な仕立て屋さんの対比が楽しい。
妄想がどんどん激しさを増してきて、歌を歌ったり芝居を始めたり…。それが圓馬師匠の独特なリズムと相まってめちゃくちゃ楽しい

淡々としているっていうんでもなく、でもメリハリがすごーくききすぎているのでもなく、声とリズムと調子が本当に心地よくてほどがよくて楽しい。

時々、独自のクスグリと毒がちょこっと入るのが楽しかった!