りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

連雀亭GW特別興行 第一部

5/2(水)、連雀亭GW特別興行 第一部に行ってきた。

・かゑる「都々逸親子」
・昇々「つる」
・正太郎「権助魚」
・まめ平「紙入れ」
~仲入り~
・羽光「教科書の主人公」
・昇吾「ちりとてちん
・竹千代「五重の答」
・三朝「愛宕山

かゑるさん「都々逸親子」
twitterでつぶやきを見ていて、多分苦手だろうなぁと思っていたら案の定苦手だった(笑)。
つぶやきを見て「いいな」と思ったからといって落語が好きとは限らないのだが、つぶやきを見て「うーん…」と思ったらたいてい落語も好きじゃないんだなぁ…。
この日は出演者が多くてまくらが短めだったのでちょっと助かった。


昇々さん「つる」
なんでいつもああいうしゃちこばった喋り方なんだろう。
昇々さん、嫌いじゃないけど、あの口調で古典はちときつい。


正太郎さん「権助魚」
うまいし面白いと思うんだけど、好きじゃないんだよな。
でもめざしの説明には爆笑した。藁を通していてていてて言うのがおかしかった。


昇吾さん「ちりとてちん
今日は私、鬱入ってますから…次に出てくる竹千代さんが明るい人で明るい落語やりますから、こういう人間もいてもいいでしょ、ってことで、って…。
そういう態度ってどうなのよ。いやべつに暗くても鬱でもいいけど…客を引かせるようなことを言って、誰が得をするんだろう。なぞ。


竹千代さん「五重の答」
前に出た羽光さんと二人、落語会の二大エロ担当みたいな言われ方をしてしまっていてやばい。今、検索で「竹千代」って入れると続けて「女好き」って出てしまう。そのせいで自分はよく「女好きなんでしょ?」と言われるんだけど、誰でも人からよく言われることってありますよね。
そんなまくらから「五重の答」。これがすごく面白かった。

お見合いパーティの席で、名前のことや職業のこと、誰からもまったく同じことを言われるのが耐えられない!と思った女が、同じことを答えなくていいように洋服によく聞かれることの答えを貼りつける。そして「それはよく言われる」のポーズと、「それはめったに言われない。ナイス!」のポーズ、この二つだけで会話をする。

すごくバカバカしいんだけど、主人公がすごい女性っぽいのと、男が軽薄な男~って感じがおかしくてツボだった。


三朝師匠「愛宕山
日程が合わずお披露目に行けなかったので、こうして見られて嬉しい。
愛宕山」は三朝師匠の真打が決まってから落語協会で行われている会で見たことがあって、「あ、きっとお披露目でやるんだろうな」と思っていたから、どんぴしゃり。
一八の調子の良さとテンポのよさで気持ちのいい高座だった。