りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

雷門小助六独演会

3/18(土)、プーク人形劇場5階で行われた「雷門助六独演会」に行ってきた。

・たたじゅん 獅子舞
・小助六「七度狐」
・松本優子 寄席囃子
・小助六「百年目」

 

たたじゅんさん 獅子舞
かわら版でこの会のことを知り、予約の電話をした時に出られたのがおそらくたたじゅんさんご本人。とても感じが良くてもうそれだけでこの会がとても楽しみなものに。
電話で「5階まで階段で上がっていただきます」と申し訳なさそうに言われたので覚悟して会場に向かうと入り口のところに立ってらしたのがたたじゅんさんで「ここから上がっていだたきます」と送っていただいたと思ったら「受付も私がやらないといけないので。どうぞごゆっくり上がってらしてください」とまた5階まで上がって行かれた。

手作り感いっぱいの会場に、たたじゅんさんによる獅子舞。客席をまわって一人ずつ噛んでいただいて、なんかもうおめでたい気持ちでいっぱい!素敵。


助六師匠「七度狐」
たたじゅんさんとは学校で落語を教えるワークショップのようなもので知り合いに。
行き始めた当時は学校?と違和感を感じてもいたけれど、今はもうそういうのもなくなって慣れたもの。
この日のお客さんも普段寄席に通っているような方たちばかりではなかったので、学校でやるような落語講座。うーん。教え方がとっても上手。

そしてそんなまくらから「七度狐」。
なんとこの日は小さな会場の隅に屏風のようなものが置いてあって演者さんはそこに控えてらっしゃったんだけど、お囃子の松本さんがいらしていて、生演奏。
この間、日暮里サニーホールで聞いたのと同じ、鳴り物入りの「七度狐」。
噺だけでも楽しいのに、三味線が入るとよりにぎやかで楽しい!


松本優子さん 寄席囃子
この間の日暮里サニーホールの時も思ったけど、ほんとに楽しそうに三味線を弾かれるので、見ていてこちらも楽しくてにこにこしてしまう。
歌も伸びやかでほんとに素敵。


助六師匠「百年目」
まくらで「お、きっとこれは」と思った通りに「百年目」。
この間聞いたばかりだったんだけど、この間は泣かなかったのに今回は泣いてしまった…。
「昨夜は眠れたかい?私は眠れなかった。申し訳ないが帳面を改めさせてもらったよ」と言う大旦那の気持ちに、胸をうたれたのだった。