りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

第2回桂夏丸独演会「夏丸谷中慕情」

2/4(土)、カフェChi_zu2号店で行われた第2回桂夏丸独演会「夏丸谷中慕情」に行ってきた。

夏丸「質屋庫」
~仲入り~
夏丸「増位山物語」


夏丸さん「質屋庫」
淡々とした語りなのに飛び道具的にぱっと表情が変わったり変なポーズをとるのがもうおかしくておかしくて。
質屋の主人に「お前が蔵に入れ」と言われた番頭が、びっくりしてあらよっというようなポーズを取ったところでもう会場は大爆笑。
くまさんがお店からいろんなものをくすねていることを次々告白してしまったり、彫り物を江戸っ子口調で自慢したり、蔵に入れと言われてとたんにがたがた震えだしたり、ころころ変わる表情がとてもチャーミング。

後半とかちょっと展開が強引だったりして難しい噺だと思うんだけど、それがまったく不自然と感じさせない。
楽しかった。

 

夏丸さん「増位山物語」
真打が射程距離に入ってきた夏丸さん。
真打披露目には何回も行っているけど、パーティとか後ろ幕のプレゼントとかしたことのない私にはなかなか新鮮な話でしたわ…。
私もお金貯めますけどみなさんもこれから1年間こつこつお金貯めておいてね、はリアルな言葉…。

そんなまくらから「増位山物語」。
お相撲のあれやこれやや、途中で歌も入って、夏丸さんの十八番なのかな。
夏丸さんのコアなファンの方は歌のところでうちわ&ペンライトを振っていた(笑)。

落語の後は尻っぱしょりをして四股を踏んで見せるというサービスぶり。すばらしい!

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