りつこの読書と落語メモ

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末廣亭正月二之席夜の部

1/19(木)、末廣亭正月二之席に行って来た。


・志ん橋「居酒屋」
・権太楼「つる」
・美登・美智 マジック
・小団治「ぜんざい公社」
・金馬「孝行糖」
~仲入り~
・太神楽社中 寿獅子
・小袁治「長短」
・一朝「芝居の喧嘩」
・小さん「親子酒」
・正楽 紙切り
小三治粗忽長屋

志ん橋師匠「居酒屋」
居酒屋で働く小僧さんがかわいい~。こんなかわいい小僧さんだったら酔っ払いがついついからかいたくなる気持ちもわかる。
お酒の種類を判断するのに下から見上げたりお酌をしたがらなかったり、食べ物を頼まないと聞いてがっかりしたり…とってもチャーミング。
何回か聞いてるけど大好きだ。


金馬師匠「孝行糖」
そんなに面白い噺だとは思わないんだけど、サゲのところをすごく伸びやかな声で歌うように言って、その声が寄席中に響き渡らせながら幕が下りてきた。なんかぞくっとするぐらいよかった…。

ほんとに寄席に金馬師匠が出ているとそれだけで幸せになれる。

小袁治師匠「長短」
いつも末廣亭で聞くと声が聞き取りづらいなぁと思っていたんだけど、この日はマイクが近かったのかすごく聞き取りやすかった。
でももうそんなことよりもなによりも最高によかった、小袁治師匠の「長短」。

短さんも長さんもこれ見よがしに短気だったりゆっくり喋ったりしないんだけど、二人のペースが全然違うんだろうなぁというのがこう話し出す前から伝わってくる。
それでいて気が合うっていうのも伝わってきて、とってもほほえましい。

どこがどうって細かいところは私にはわからないんだけど、見ている間中幸せで楽しくてほかほかした。
うわーーー、マックくん、素敵!これは小袁治師匠のトリの芝居をぜひとも見に行かなければ!


一朝師匠「芝居の喧嘩」
この噺、一朝師匠以外で聞いたら絶対面白くないんじゃないかなぁ
次々喧嘩が起こるっていうだけでなんでこんなに陽気で楽しいのか。すごい。


小さん師匠「親子酒」
時間があったらしくいつもよりたっぷりの「親子酒」…。
 
正楽師匠 紙切り
切ってる最中に二階から「闇夜のカラス」という声。
…なんだかなぁ…と思っていたら、最初知らんぷりしていた師匠が「闇夜のカラス…ね」と言って次に切り始め「闇夜でカラスだったら見えないから切らなくてもいいんだけどね…ま、注文されたものはね切りますよ」。
「このカラスは用心深いカラスでね」と言って見せてくれたのが、カラスがくちばしで提灯を抱えてる!
ああっ、ほんとに正楽師匠って素敵。
 
この間と同じように一年に5回ぐらい寄席にいらしてください、小三治師匠。
かといって、しょっちゅう来ちゃだめですよ。ここは…来ていただいておわかりになったかと思いますけど、しょっちゅう来るようなところではございません。
 
…きゃー。この間の私のブログを読まれたのかしらー。(んなわけない)
 
あー今日の私は調子悪いです。すごく悪い。
で、何をやろうか決められてないんです。
ネタ帳見てね…やろうと思ってた噺が出ちゃっててね。…小袁治が「長短」…。
 
…わはははは。でも「親子酒」や「芝居の喧嘩」はないですよねぇ。
 
どうしようかなぁ。あ、やっぱりそうしよ。
そういいながら、「粗忽長屋」。
 
もう何回見たかわからない小三治師匠の「粗忽長屋」だけど、楽しいんだよなぁ。
「よっぽどきまりが悪いんでしょうね。だってほら、向こう向いて寝てる」
「え?死んでる?だってさっきからいきだおれって…。だったら死に倒れじゃねぇか」
聞きなれたセリフでも必ず「ぷっ」と吹き出してしまう。
 
兄貴分に言いくるめられて自分の死骸を引き取りに来たくまも「なんかちっともしらなかったもんですから。あたし夕べここに倒れちゃったそうで」。
ばつが悪そうな顔にまた笑う。
 
ほんとに何度見ても楽しい「粗忽長屋」。満足。