りつこの読書と落語メモ

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みなと毎月落語会 柳家小三治独演会

4/15(金)、赤坂区民センターで行われた「みなと毎月落語会 柳家小三治独演会」に行ってきた。

・ろべえ「鈴ヶ森」
小三治ちはやふる
〜仲入り〜
小三治「青菜」

ろべえさん「鈴ヶ森」
陰気な「鈴ヶ森」だったなぁ…。
ろべえさんは声が低いからぼそぼそ喋るとどんどん雰囲気が陰気になってきて笑いどころが少なくなるような。

小三治師匠「ちはやふる
この間のにぎわい座の時と同じく、福島に行ってきた話。父親が宮城で先生をやってから東京に出てきた話や、熊本の地震の話など、あちこち話が飛びながらも、「いろんな考えの人がいることは分かってるけど自分は戦争は絶対反対だし原発も止めるべきだと思ってるし浮かれてオリンピックなんかやってる場合じゃないと思っている」。
落語の席で政治の話は聞きたくないけど、私もまったく同じ気持ちなので思わず拍手。

知ったかぶりのまくらから「ちはやふる」。
これがまたすごく楽しかった。「先生」が、でたらめな話を作ってるうちにどんどん楽しくなっていくのが伝わってくる。
そしてそれを聞いて素直に反応する金さんが楽しい。
会話の楽しさ、掛け合いの楽しさ、そこから笑いが生まれてくる。
先生の浪花節に「その三味線やめませんか」と突っ込む金さんが楽しい。

小三治師匠「青菜」
まくらなしで「植木屋さん、ご精が出ますな」。にぎわい座と同じ入り。
植木屋さんがあまりに素直に喜ぶので旦那が少し困惑気味?こういうのもなんか自然に旦那がそういう反応になったというのが小三治師匠の落語の面白さだなぁ。
ひたすらお屋敷への憧れを胸いっぱいに抱いていた植木屋が家に帰ると現実派の奥さんにコテンパにやられるのが楽しい。
植木屋のお屋敷への賛辞をことごとく混ぜっ返すおかみさんがたのもしく、長屋の空気が伝わってくる。

おかみさんが押入れから飛び出してきて「お前たち二人でいったいなにやってるの」と驚くたつ公が本当におかしくて大笑い。
噺自体の面白さだけでこんなに楽しくて笑える。すごいなぁ。