りつこの読書と落語メモ

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浅草演芸ホール三月下席昼の部

3/26(土)、浅草演芸ホール三月下席昼の部に行ってきた。

・駒六「子ほめ」
・小はぜ「狸の鯉」
・一左「浮世床・本」
・さん助「初天神
・世津子 マジック
柳朝「猫の皿」
・ひな太郎 漫談
・ホームラン 漫才
・圓太郎「親子酒」
・圓丈 漫談
・二楽 紙切
・はん治「妻の旅行」
・扇遊「家見舞い」

小はぜさん「狸の鯉」
わーい、小はぜさん。前座さんは誰が出るかわからないので小はぜさんに当たった時のラッキー感は大きい。
最近はきちんとしてるだけじゃなく小はぜさんらしさというのが出てくるようになってきていてそれもまた嬉しい。
短く刈り込んだ「狸の鯉」だったけれど、鯉を兄貴のところに置いていくときのすまなそうな顔がなんともいえずおかしくて大笑い。
小はぜさんの二ツ目昇進が待ち遠しい。

一左さん「浮世床・本」
めちゃくちゃ楽しい「浮世床」。たどたどしい本の読み方が一左さんの顔の表情と相まってすごくおかしい。
前に見た時よりぐっと面白くなっていて、一左さん頑張ってるんだなぁとしみじみ。

さん助師匠「初天神
親父がたまに息子と家に二人きりなると必ず親父が「うるさい」と怒り出し、「お前は黙っていてもうるさいんだ」というまくら。すごくよくわかるのでおかしい。
さん助師匠の「初天神」はとにかく金坊がとんでもなくうるさい。特にこの日は特に激しくてもうこんなガキは川にほっぽりこんでしまいたくなるのだが、おやじもおやじでかなりおかしい(笑)。
すごいテンポがよくて二人ともがすごいおかしい「初天神」だった。

ひな太郎師匠 漫談
60過ぎて物忘れのレベルが変わってきた、という漫談だったんだけど、これがやたらと面白かった。
いつも風呂上がりのビールをとても楽しみにしている。ほんとは帰ってすぐに飲みたいけど風呂で汗を流してから飲むとよりうまいからそこはぐっと我慢して。
さあ飲むぞと冷蔵庫を開けるとビールを切らしている。ここはもうどうしても冷えたビールが飲みたい。
近くにスーパーがあるので買ってこようと自転車で行き、6本入りの缶ビールを買って帰ろうとしたら、冷凍食品コーナーに奥様達が群がっている。普段わりと閑散としてるのになんでだと思ったら半額セール+ポイント10倍。こんなことはめったにないからと思い、思わずあれもこれもと買うと、袋二つ分。
あーいい買い物したと荷物を持って歩いて家に帰り、念願のビールも飲み、つい次々に缶を開け寝てしまった。
次の日、出かけようとしたら自転車がない。こりゃ盗られたと思い込み盗難届を出したら1時間後に見つかりましたと電話が。
「すぐに見つかりましたね」というと「お宅の近所のスーパーの自転車置き場にありました」
それを聞いて、ようやく思い出した。自分が前の日に自転車で行って歩いて帰ってきたことに。
思わず「あーー」と声が出て「どうしました?」と聞かれ真相を話すと「犯人はあなただったんですね」と。
最高。

圓太郎師匠「親子酒」
ひな太郎師匠の漫談とホームラン先生の漫才がドカンドカンウケて「普段は(ホームランは)面白くないのに、こんなにうけたあとはやりにくい」と言いながらの「親子酒」。
いつも見慣れているのと違う形でうれしい。
なんか行けば必ずかかる噺というのがあって(「親子酒」「短命」「替り目」など)それがまたみんな同じ形だったりすると面白いことは面白いけどちょっと飽きてくるんだよな。
なかなか酒を出さないおかみさんに暴言を吐いた後本気で謝る旦那がやたらとおかしかった。

はん治師匠「妻の旅行」
満員の浅草でこの盛り上がりだったらやっぱりコレだよね。何回聞いても楽しい。

扇遊師匠「家見舞い」
ひたすらに楽しい。
そんな瓶を持って行くなよって噺だけどそこも全て笑い飛ばせるからっとした明るさがすばらしい。