りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

夜の九時落語2

3/19(土)、UNA galleryで行われた「夜の九時落語2」に行ってきた。
twitterでこの会のことを知ってずっと行きたいと思っていたのだけれど、ご近所の方が集まる小さな会でそこに私みたいのがノコノコ行くと雰囲気を壊しちゃうかなと遠慮していた。
でももうあと3回で終わってしまうと知って、勇気を出してこっそりと行ってみた。

・さん助「手紙無筆」
・さん助「お見立て」

さん助師匠「手紙無筆」
立ったまままくらをしゃべるさん助師匠。そういえばこの間の上石神井寄席でもそうだった。なんだろ、立ち話?(笑)
毎回言ってるんですけどこの会は「さん助さんは落語だけやってくれればいいですよ」という会ではありません。なので高座の設営は毎回私がやってます。今日も7時に来て高座を作りました。
そういえば最近マドンナのコンサートの遅延が話題になっていて、どうもそれはマドンナが宗教的ルーティンを行うために遅れているらしい。そんなことを知ったので主催者さんに向かって「私も宗教的ルーティンがありますから今日の開始は遅れます」と言ってみたらとても冷ややかに「マドンナですか」と言われた。自分としては「マドンナかよ!」と明るく突っ込んでほしかったのに。

…ぶわははは。
なんか世事に疎そうなのに案外詳しい?さん助師匠がおかしい。
そしてなんかいつもまわりにすごく気を使っていそうなのにまくらでぼやくのが面白い。きっと主催者さんとの間に信頼関係があるんだろうなぁ。いいな。

さん助師匠で「手紙無筆」を聞くのは初めてだったんだけど、知ったかぶりの兄貴がかわいいなぁ。
普通にやってもすごく面白い。この魅力はなんなんだろう。
聞いたことのないサゲだなぁと思ったら、落語のあとにさん助師匠からちょっと解説が。うわーそういうこと普段は絶対しないイメージがあるから新鮮。
きっとこの会は特別な会なんだろうなぁ。なんかいいなぁ。

さん助師匠「お見立て」
花魁がお客に手練手管を使うまくらは雲助師匠と同じ!ってことは雲さまから教わったんだろうか。きゃー。(←そういうのが垣間見られるとすごくうれしいファン心)
意外にも花魁が色っぽいんだよなぁ。さん助師匠の郭話も聞いてみたいようなみたくないような(←失礼)。

「お見立て」は前に鈴本で見たことがあったんだけど、面白い!
なんといっても喜助がとても魅力的。右往左往しながらも楽しそうだったり感心していたり「この商売続けてたら長生きできないわ」とぼやいたり。
大爆笑のうちにおひらき。