りつこの読書と落語メモ

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池袋演芸場3月上席夜の部

3/8(火)、池袋演芸場3月上席夜の部に行ってきた。
友だちに「りつこさん好きかもしれない」と勧められた南なん師匠。
さん助師匠に通じる面白さがあると言われ、そりゃ聞き捨てならない!と池袋演芸場へゴー。私の剣幕に勧めてくれた友人は「え?あ、あした行く?好きじゃなかったらごめんね。ビールおごるから」と若干引き気味。

・カントリーズ 漫才
遊雀「蛙芝居」
・小文治「金明竹
・南玉 曲独楽
・南なん「鼠穴」

カントリーズ 漫才
前に花形演芸会で見て面白いと思ったカントリーズ。芸協に入ったんだね!
このちっちゃい人、非人間的な感じがたまらなく面白い。好き嫌いが分かれるかもしれないけど私は大好き、このコンビ。
「お前もう帰れよ!」
「帰れよっていう突っ込み今まであった?そんな突っ込みある?帰ってもいいけどそうしたらなにやるの?なんかできる?エネオス漫談ぐらいしかできないでしょ」
エネオス漫談なんか持ってねえわ!」
というのが後からなんか妙にジワジワきて思い出し笑い。ぶわはは。

遊雀師匠「蛙芝居」
この代演はうれしすぎる!
この日の池袋演芸場がまさに秘密結社的な雰囲気だったので、出てきたときからノリノリでうれしそうな遊雀師匠。
生き生きと弾むように変態丸出しの「蛙芝居」。
ふんどしを締め忘れたはんちゃんが得意になって着物をたくしあげて自分の自慢のモノを見せびらかすところが最高におかしかった。

小文治師匠「金明竹
いいなぁこの師匠。清涼剤っていうか寄席の良心って感じ…。ほっとするなぁ。
おかみさんの戸惑いがばかばかしく楽しい。

南なん師匠「鼠穴」
まくらなしで「鼠穴」へ。
お兄さんのところに奉公させてくれと竹次郎が頼みに行くところから。
この竹次郎が確かにまだお茶屋のにおいをさせていて、これは確かにまとまった金を渡したらやり直すことはできそうにない、と思わせる。そんな風に感じたのは初めてだったな。
お兄さんも確かに一癖ありそうでいざとなった時本当に助けてくれるかわからない感じではあるのだが、竹次郎が借りた金を返しに家を訪れて兄弟で杯をかわすところは田舎の素朴な人たちの風情があってなんともいえず楽しい。
「嫌な役回りだなぁ」というお兄さんのつぶやきもそれほど強調することなくあっさりと。
あんまり好きな噺ではないけれど、なんか独特な味わいがあって、うん確かにすごい好み!

勧めてくれた友人は「鼠穴」では南なん師匠の魅力が全開にならない!と悔しがっていたのだが、十分魅力的で「うおお」となったのだった。