りつこの読書と落語メモ

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『罪と罰』を読まない

★★★★★

「読む」とは、どういうことか。何をもって、「読んだ」と言えるのか。ドストエフスキーの『罪と罰』を読んだことがない四人が、果敢かつ無謀に挑んだ「読まない」読書会。

面白かった! しをんさんの妄想力、岸本さんの絶妙な語呂合わせ、篤弘さんの冷静さ、そして浩美さんの影絵アドバイス。もう読んでいておかしくておかしくて何度も吹き出した。

最初と最後のページだけ読んで物語を推理するというスタート地点から、このページ数でいうとここらあたりで事件が起きそう!という当てずっぽうのページ読みだけで、これだけ物語を膨らませられるのは凄い。
むしろそっちの方の罪と罰も読んでみたい!と思わせるのはこの四人の想像力の賜物か。

読んでからの座談会、そして後書きも素晴らしく、満足〜。
すごく面白い試みだと思う。文学作品を読む時にこういう面白がり方をしてもいいんだな、と励まされる。
私も罪と罰、読まなきゃ。すごく読みたくなった。(学生時代に読んだけどほとんど記憶なし。)