りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

鈴本演芸場9月中席夜の部

9/20(火)、鈴本演芸場9月中席夜の部に行ってきた。

・さん助「だくだく」
・龍玉「たらちね」
・正楽 紙切り
・燕路「辰巳の辻占
・さん喬「抜け雀」
~仲入り~・ホンキートンク 漫才
・玉の輔「マキシム・ド・のん兵衛」
・小菊 粋曲
・白酒「笠碁」

 

さん助師匠「だくだく」
わーい、「だくだく」!
タンスばかり描いてもらいたがったり、金庫に気品を求めたり、石灯籠を描いてもらったり…独自なこだわりがなんともいえない楽しさ。
惜しむらくは泥棒と「つもり」でやりあうところがあっさりしすぎていて物足りない。そこは志の輔師匠ぐらいくどくくさくやってほしいなぁ。って、また両方にたいして失礼な物言いになってしまってる?


龍玉師匠「たらちね」
「強情灸」じゃない!ひゃほー!ってこれも失礼か。
いやでもやっぱり何度も通う身からすると、寄席だといつもこの噺っていうのはなんかつまらないんだよなぁ。毎回噺を変えてくれる、それだけでポイントアップ。
龍玉師匠の「たらちね」は、他の人とちょっと違う形なのでそこも好きだな。


さん喬師匠「抜け雀」
仲入りで「抜け雀」をやってくれるさん喬師匠が好きだー。さらに、これぐらいの出番だとあっさりやられるのでそこもうれしい。

白酒師匠「笠碁」
この日は台風直撃だったんだけど、そんな中来てくれてありがとう、というのをまくらで言っていた白酒師匠。
噺の中でもそんなくすぐりもあって、来てよかったなぁとじんわりうれしくなる。
笠をかぶってくるおじいさんがぷよぷよしていて笠からはみ出てる、っていうのがなんかじわじわ面白い。
どんな噺も無理なく自分に寄せる白酒師匠ってほんとにすごいな。