鈴本演芸場9月中席夜の部
9/13(火)、鈴本演芸場9月中席夜の部に行ってきた。
・小多け「道具屋」
・圭花「二人旅」
・ストレート松浦 ジャグリング
・馬石「狸札」
・さん助「真田小僧」
・正楽 紙切り
・燕路「あくび指南」
・はん治「粗忽長屋」「妻の旅行」
~仲入り~
・ニックス 漫才
・玉の輔「宗論」
・馬玉「締め込み」
小多けさん「道具屋」
ものすごーくちゃんとした落語をやる前座さんだけど、
客の言ってる符丁がまるで分らない与太郎が「なに?
圭花さん「二人旅」
二ツ目になったばかりでこんな渋い噺をじたばたせずにちゃんとや
語りが明るいから陰気にならなくていいなー。
この噺、真打がやっても暗くなっちゃうことが多いから。
たいしたもんだな。
ストレート松浦さん ジャグリング
わーい!久しぶりのストレート松浦さんだー!
しかも今回はお客が少なかったせいか「
よくわからなかったけど、
いつもの踊る棒も、踏切みたいな長い棒でやったり、ちょっとずつ変えているのがまたうれしい。
馬石師匠「狸札」
動物ってかわいいって言いますけどかわいいだけじゃないです。
たぬきとかリスとかだって野生だとかわいいだけじゃ生きていけな
野生って大変なんですから。
そんなことを訴えた?あとに「狸札」。
いやこれがもうかわいいかわいい。
あのクリっとした目と斜めにかまえたポーズがかわいすぎる!
そして恩返しに来た子狸がやたらと「恩返しします。
小僧に化けておまんまを炊いた狸に「はがきで札を作ってくれ」「
「さっそくそっちにいっちゃいますか」「
…もうなに、そのこだわり(笑)!
かわいかったー。
さん助師匠「真田小僧」
前に見た時より激しくなっていた。
何がって金坊の金をくれ攻撃がもう歯を剥いて青筋立ててすさまじ
何もそんなにまで激しくやることはなかろうに…。どうしたんだ。
正直「やれやれ…」と思いながら見ていたんだけど、
それでもこういうところを激しくやりすぎると、
なんかやっぱりちょっともったいない。
燕路師匠「あくび指南」
寄席っていうのはこうやって芸人が代わる代わる出てきますけど、
には笑ったー。燕路師匠って優しいよなぁ。
女目当てに稽古をする江戸っ子のまくらから「あくび指南」。
こちらのくまさんは看板(あくび指南の師匠の奥さん)
あくびの師匠のあくびの所作がすごくきれいでうっとり。
テンポがよくて楽しかった。
はん治師匠「粗忽長屋」「妻の旅行」
「粗忽長屋」の途中(死体を見て「くまだ!」と言うあたり)
はっとなったはん治師匠。
「
「わたし、こういうの弱いんです。人一倍弱い。
「
などいいながら、おさまったので始めようとしたんだけど、「
はんちゃんがんばってーーーと心の中で何度も叫んだよー。
でもこれはこれでライブの面白さ。いいのよ、はんちゃん!
玉の輔師匠「宗論」
初めて聴いたかな。
たいてい「マキシム」か医者のやつだから。
すごくばかばかしい。面白いけど「フーミン」
馬玉師匠「締め込み」
みんながやってるかたちとちょっと違う「締め込み」。
明るくて軽くていいなー。楽しかった!