りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

浅草演芸ホール5月中席昼の部

5/19(木)、浅草演芸ホール5月中席昼の部に行ってきた。

・みのり「宮本武蔵 天狗退治
・小痴楽「浮世床(将棋)」
・宮田章司 売り声
・可龍「桃太郎」
今輔「だまされたふり作戦」
・マグナム小林 バイオリン漫談
・楽輔 漫談
・鶴光「試し酒」
東京ボーイズ
・文治「平林」
・圓馬「弥次郎」
・今丸 紙切り
小遊三「粗忽の使者
~仲入り~
・真打昇進披露口上 文治(司会)、夢太郎、圓馬、松鯉、可風、圓満、鯉栄、楽輔、鶴光、小遊三
東京ボーイズ
・可風 おじいさんおばあさんの小噺
・圓満「つる」
・ナイツ 漫才
・松鯉「谷風の情相撲」
・夢太郎「紙入れ」
ボンボンブラザーズ
・鯉栄「清水次郎長伝 羽黒の勘六」

小痴楽さん「浮世床(将棋)」
久しぶりに小痴楽さんを見たけど、やっぱりこの方はいいなぁ。明るくて華があって明るさと暗さを両方持っていて魅力がある。
修学旅行の中学生の心もぐっと客席に引き寄せてさすが。「浮世床」もほんとに町内の若い衆のがやがやが腹に入ってる感じですごく楽しかった。

可龍師匠「桃太郎」
「桃太郎」ってほんとに面白くない噺だなぁといつも思うんだけど、珍しく笑えた「桃太郎」。すごい。

今輔「だまされたふり作戦」
今輔師匠のとほほなところが大好き。オレオレ詐欺の噺だけどどこか粗忽長屋のようでもあり楽しかった。

鶴光師匠「試し酒」
上方版の「試し酒」なのかな。飲みながらよもやま話をするんだけどそれがとっても面白かった~。

文治師匠「平林」
途中に円丈師匠やきく扇師匠のものまねを挟んで楽しい。

小遊三師匠「粗忽の使者
わーい、小遊三師匠。うれしいー。粗忽ぶりも楽しいけど割って入るくまさんの江戸っ子ぷりがまた楽しい。

真打披露口上
前もそう思ったんだけど、新真打の「おじさん」にあたる師匠っておふざけが過ぎる気が…。あんまり思い入れがないのかなぁ。
松鯉先生の口上は凄く良かった。
あと、全体的にふざけすぎてると思ったせいか、小遊三師匠がきちんとやって最後をしめたのがさすがだった。

可風師匠 おじいさんおばあさんの小噺
すごく面白かった。人柄も伝わってきてよかったなぁ。もっと見たい。

ナイツ 漫才
ナイツに当たるとやっぱりうれしい。娘が生まれて…とわざとらしく涙をぬぐう塙さんがケロっと下世話な話に転換するのが何度見てもおかしい。

鯉栄先生「清水次郎長伝 羽黒の勘六」
この日会社を休んでいったのは、鯉栄先生トリのお披露目に行きたかったから。その甲斐があって力のこもった高座を見ることができてよかった~。男らしさと女らしさが混在していてすごく素敵。大好きだ。