りつこの読書と落語メモ

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池袋演芸場5月上席夜の部

5/10(火)、池袋演芸場5月上席夜の部に行ってきた。

遊雀「熊の皮」
・南なん「七段目」
・正二郎 太神楽
・米福「ラーメン屋」

南なん師匠「七段目」
お芝居を見に行くのが好きという南なん師匠。昔の歌舞伎座は4Fの席にはエスカレーターがなかったので年寄が来なくて空いていたのでよく行ったんだけど、新しくなってからはエスカレーターで行けるようになって満員になっちゃった。
歌舞伎以外にも売れてる芝居から売れない芝居いろいろ見に行ったけど、一度役者を頼まれたことがある。水飲み百姓の役だったんだけど衣装合わせをしたときに「そこの百姓、ほんとに百姓らしいなぁ」と褒められた。
衣装は用意してくれるけど頭は自分でどうにかしないといけなくて、髪の毛は切らないでおいてくださいと言われていた。
髪の毛を集めてぎゅうって上の方でどうにかちょこんとまとめてもらったんだけど、ぎゅうぎゅうやるからかなり抜けてそれがさびしくてさびしくて。

そんなまくらから「七段目」。
芝居好きと言ってただけのことはあってとってもしっくり。なにより南なん師匠が楽しそうで見ていてこっちも楽しくなる。
注意しに行った定吉が若旦那に「二人で芝居をやろう」と言われ、「やるんですか」とうれしそうなのがほんとに南なん師匠がうれしそうなのでおかしい。
すごくかわいかった。

米福師匠「ラーメン屋」
これは雲助師匠のやる「夜鷹そば屋」の原型になった噺なのか。
子どもを持つことがなかった夫婦が屋台のラーメン屋をやっていてそろそろ店じまいをしようかと話しているところに男が入ってくる
ガツガツと美味しそうにラーメンを食べた男は2杯目をおかわり。あなた3杯目もいけるんじゃないですかと言われ3杯食べたところで交番に連れて行ってくれ、と言う。

3人の会話がしみじみよくて思わずほろり…。なんか米福師匠に合ってるなぁ。
この日は私に南なん師匠をすすめてくれたお友だちも一緒に行ったんだけど、初めて見た米福師匠もすごくよかった、と喜んでくれてほくほく。