りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭5月中席夜の部

5/11(水)、末廣亭5月中席夜の部に行ってきた。

・さん助「無学者」
笑組 漫才
・扇好「紙入れ」
・圓太郎「馬の田楽」
・紋之助 曲独楽
喬太郎井戸の茶碗

さん助師匠「無学者」
ひたすらにバカバカしく。
愚者呼ばわりされて「いい名前を付けてもらって」と喜ぶはっつぁんがかわいい。
魚の名前の由来を次々聞いて答えを聞くもなんかふわふわと落ち着かず、お茶を出せと言ったり甘みが欲しいと言ったりするはっつぁん。もしかするとお客さんの一種独特な雰囲気にさん助師匠、頭がごちゃごちゃになっちゃった?のかもしれないけどそれがこの噺に合っていておかしかった。

圓太郎師匠「馬の田楽」
この間浅草でも聞いたやたらと笑い声の大きなお客のまくらから「馬の田楽」。
馬方がやたらと大声を出すんだけどまくらが効いていて大声を出すところで笑いが起こる。なるほど…。こういう「馬の田楽」もあるのね。
私は小三治師匠ののんびりした「馬の田楽」の方が好きなのでちょっとびっくりしちゃった。あくまでも好みの問題だけど。

喬太郎師匠「井戸の茶碗
基本的にはきちんとしていて、でもところどころ清兵衛さんが「自分の欲望に正直な」清兵衛さんだったりする、喬太郎師匠らしい「井戸の茶碗」。貫禄。