りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

池袋演芸場5月上席夜の部

5/6(金)、池袋演芸場5月上席夜の部に行ってきた。

遊雀「野ざらし」
・南なん「徳ちゃん」
・正二郎 太神楽
・米福「猫の災難」

南なん師匠「徳ちゃん」
噺家二人が吉原で若い衆に呼び止められて格安の値段で店に上がるのだが、とにかくこれがひどい店で、部屋は狭くてボロボロでそれを無理やり二つに仕切ってあるんだけどそれが斜めになってて、はなれもあるというのでそっちの方がましかと思えばその店と隣の店の間に板をはめているだけ。やってきた花魁はまるで化物。というとにかくばかばかしい噺。

噺家と若い衆のやりとりがめちゃくちゃ楽しくて笑い通し。
また部屋に入ってその酷さを言うんだけどすごくシュールでなのになんか身近な感じもあってなんともいえずおかしい。
出てきた花魁が芋を食べながら入ってくるんだけどもうそれがほんとに芋を食べてる風にしか見えなくて、化物みたいっていうのがぴったりなんだけど、南なん師匠が上目使いをするとそれがすごくかわいくてたまらない。

楽しかった~。