りつこの読書と落語メモ

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悪魔の羽根

★★★★

2002年、シエラレオネで5人の女性が殺害された。元少年兵3人が起訴されるが、記者コニーはイギリス人のマッケンジーを疑っていた。2年後、バグダッドで彼に遭遇したコニーは拉致監禁されてしまう。解放時、彼女はほぼ無傷なうえ曖昧な証言ばかりで監禁中の出来事を警察に話さない。何を隠しているのか?圧巻の心理描写と謎解きの妙味を堪能できる、著者渾身のサスペンス。

中盤までは読むのが辛かった。圧倒的な悪や暴力、脅しには嫌悪しか感じない。
それだけに後半の主人公の変貌ぶりには、いいぞいいぞ!やったれ!な気持ちに。出てきたときから魅力を放っていたジェスの存在に励まされながら読んだ。

最後まで読んで、まぁまぁまぁ…。全体的に見たら微妙?
うーん…なんだろう。最近のウォルターズの作品ってエンタメ色が濃くなった印象があるけど、私は初期のころの作品の方が好きだ。