りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

小三治一門会

10/27(火)、練馬文化センターで行われた「小三治一門会」に行ってきた。

・こみち「まんじゅうこわい
・燕路「安兵衛狐」
〜仲入り〜
小雪 太神楽
小三治「宿屋の富」

こみちさん「まんじゅうこわい
おお、これは夢丸師匠に教わった「まんじゅうこわい」だな!
他の人のとちょっと違っていて、なんともいえず楽しいんだよなぁ。こみちさんは楽しいなぁ。

燕路師匠「安兵衛狐」
鈴本に通っていて好きになった燕路師匠。
女の幽霊が色っぽくてかわいい〜。嫁に来られた男が二人とも能天気で楽しい。
軽くて楽しい「安兵衛狐」だった。

小三治師匠「宿屋の富」
こみちさんが出産間近であることを話す小三治師匠。お茶を置いてるところを横から見ていて「出ちゃわないか大丈夫か」と気が気じゃなかった、と。
飛行機で出産っていうのがたまにありますけど、そこで生まれた子供の国籍はどこになるんでしょう?と小三治師匠。まだまだ知らないことってありますね、と。
そんなまくらから「宿屋の富」。めずらしいっ!!
宿屋の主が奥さんに迫られてお客に宿賃の催促に行くと、いかにも田舎者らしい客が自分は金持ちだということを語る。これがいかにも田舎の人という風情なので、もしかして本当なのかも?と思わせる。このほらがとても楽しい。
そして富くじを買わされた客が「あーあ…こんなもんは当たらないだよ…」と嘆くのがすごくおかしい。

くじの結果を見に行って番号が当たっているのに気付かなくてぶつくさ言って、気づいた瞬間に具合が悪くなるのがまたおかしい。
一編の物語を見ているような楽しい「宿屋の富」だった。満足〜。