りつこの読書と落語メモ

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柳家小三治独演会 たましんRISURU大ホール

8/23(日)たましんRISURU大ホールで行われた柳家小三治独演会に行ってきた。

柳家こみち「真田小僧
柳家小三治「一眼国」
〜仲入り〜
柳家小三治「青菜」

こみちさん「真田小僧
いつものように名前を間違えられる話(「ビューティこみち」は何度聞いてもおかしい!)や、保育園に通っている「せがれ」の話。
落語家である自分と漫才師の夫の血をひいて、歌も踊りもしゃべりも素晴らしい我が息子。将来は歌って踊って落語もできる弁護士にしたい、と語るこみちさんがおかしい。

そんなまくらから「真田小僧」。男の子がいるこみちさんらしく、金坊がなんかかわいい。
ロングバージョンの「真田小僧」だったので、悪知恵の働く金坊のことを「将来が楽しみだ」と親ばかぶりを発揮するおかみさんと、まくらで自分の「せがれ」のことを褒め称えたこみちさんが重なって、よかった。

小三治師匠「一眼国」
仕事でこの間名古屋に行ったんだけど、ホテルの近くにあった薬屋が大変なにぎわい。何かと思ったら中国人の団体。あちらの薬があてにならないもんで山のように買って帰るらしい。
そこに日本人が目薬を買おうと入ってきて1つ買って行ったら、「日本人が買ってたってことはいい品物らしい」とみんながそれに殺到した。
なんだかなぁーと思ったけど、考えてみたら一昔前は日本人も同じことをしていた。
海外に行ってブランド品の店に押し寄せてあっちの人も買わないような高価なバッグを並んで買って。その店にフランス人が来てなんでもないようなものを買うと、「あれがいいものらしい」と真似して買って帰ってきた。
だからお互い様なのかも、と。

そんなまくらから「一眼国」。
今回、ものすごーく席が良くて(5列目のど真ん中で高座と高さがいっしょ)一つ一つの表情がよく見えたんだけど、ちょっとしたしぐさとか声の出し方とか表情で、胡散臭さだったり原っぱの不気味な様子だったり女の子の様子が浮かび上がってくるんだなぁ…。
つかまってもなお商売をするつもりでいるところに、男のしたたかさを感じた。
なんか得した気分。

小三治師匠「青菜」
扇子で扇ぎながら登場し、座ってお辞儀をするなり「植木屋さん、ご精が出ますな」。
わーい、小三治師匠の「青菜」大好き。
お酒や鯉のあらいや氷に感心するくまさんがなんともいえずかわいい。
隠し言葉に感心して何度も何度も「いいなぁ、お屋敷は」「一度でいいからやってみてぇなぁ」というのも、嫌味なくかわいらしい。

帰ってからのおかみさんの「いわしが冷めちゃうよ」も相変わらずのクオリティ(笑)。
強いけど強すぎないその加減が好き。